私、9年ほど前から奄美民謡を習い始めました。
両親が、奄美喜界島 小野津前金久、神宮の出身、親戚が集まると必ず唄あしび、小さい頃から聞いていたので関心はありました。
しかし、それだけで自身で歌ってみようとは思っていませんでしたが、50歳の頃ふとその気になり民謡教室を探したのですが当時は見つからず近所にあった沖縄民謡教に入りました。
通いながらサンシンの弾き方などを習得しつつ、先生に奄美民謡のテープを渡してこの曲を教えてくださいとお願いすると出来ないと言われ、その時初めて、奄美民謡、沖縄民謡は異質のものと理解しました。
それから約10年が経ち、インターネットを始める様になって奄美民謡教室を見付け、それから習い始めたのです。
本土にいる人たちは今でも、沖縄、奄美を同質なもと思っているようですが文化圏としては違います。
前回は体調を崩して参加できませんでした。
今回はと臨んだのですが、会社経営など他事に追われ演目を十分に稽古出来ず、島唄「くるだんど節」、伴奏無しで歌うことにしました。
歌だけに集中し技量を試してみようと思いますが、島唄の味を理解した分だけ難しさを感じます。
3ヶ所ほど先生から指摘を受けて直そうとするのですが、癖になっているのでしょう。
難しく感じます。
この島唄の持っている情感をいかに声に乗せられるか、「声のコンサルタント・中原多代女史」の言う「声は息」を自覚しながら発表会に臨んでいくつもりです。
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