NHK朝の番組で、高知の投網を紹介していました。
魚も減って投網では取れなくなり投網で漁をすることがなくなってきたのです。
それでは技術が絶えてしまうというので保存会を作ったとか。
相撲番付表と同じようにしてその技量を評価している。
横綱ともなると、直径30m超の綺麗な円形を描くそうです。
そこまで行くには20年の修業が必要だとか。
稽古場がありそこで練習します。
空き地を海になぞらえ、船と見立てた台から放るのですが投げられた網は地面に綺麗な円が描かれます。
年とともにメンバーも高齢化が進み平均年齢が80だそうです。
その会に久しぶりに入会した者が、齢は65歳はじめてなのか3、4mほどしか投げられませんでした。
網は全く広がりません。
見た目以上に相当難しい業と思われます。
ハンマー投げの室伏選手が練習方法として取り入れていましたが、体の回転を研ぎ澄ますにはいいのかも。
世界的にもトップレベルの室伏選手、それなりのわけがあるのでしょうね。
先輩達は、少しづづ覚えていけばと励ましていました。
本人、伝統の業を引き継ぐ覚悟はあるようで、頑張りますと。
でも横綱になるにはあと20年以上の時間が必要、全うして欲しいものですね。
競技化できる要素があるので、今後はスポーツとして存続が出来れば保存は出来るでしょうが、
時代、環境の変化、技術の進歩で手業はなくなってしまう運命に。
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