朝のニュースで、なでしこJAPANが2対1でフランスに勝った事を知り、改めて日本女子サッカーの実力を知る思いでした。
サッカーファンは寝ずに観ているのでしょう。
圧巻はゴール前に放った宮間のフリーキック、キーパーが取り損なって落下したボールを押し込むようにゴールした場面、そのフリ-キック、キーパーが取りづらくなるような無回転のボールとか、テレビの解説を聞き一見してわからないそのシュートに高い技術があったことに驚きました。
「31分、遠目のFKをフランスのGKがファンブル、こぼれ玉を大儀見が押し込んで日本先制!
これが、なんと日本のこの試合の前半の唯一のシュート。」ネットニュースより。
だからファンブルしたのでしょう。
それをつかさずゴール、プレーひとつひとつに高い技術が集約されていおます。
「 その後はフランスが攻勢に転じ、76分にルソメが右からの折り返しを右足で合わせて 1点差にした。さらに 78分にルソメがエリア内で阪口に倒されてPKを獲得した。
同点の好機だったが、ブサグリアが右サイドを狙ったボールは枠を外して得点できなかった。
幸運を味方にした日本はその後、フランスの猛攻を身体を張った守備でしのぎ、失点を許さずに逃げ切った。 」ネットニュースより。
本当に運が味方したとしか思えません。
決まっていたらどうなっていたか?
私、サッカーは余り関心がなかったのですが、昨年なでしこジャパンが世界一になってから気にかかるようになっていました。ロンドンオリンピックで金メダルとマスコミが騒ぐ中、決勝戦へ駒をすすめたのです。
車中でラジオを聞いていたのですが、澤選手世界一になった時その勢いでロンドンでも優勝と口にしたことをずっと後悔していたと報じていましたが、こうなってくると有言実行ですね。
解説者も言っていましたが、後半フランスに責め続けられたが守り切り勝利した戦い方はなでしこの特徴でもあると。
疲れが出たこともその一因だとか。
テレビでインタビューに答える選手の言動、一つ一つ勝利へ向かう執念を感じさせます。
正に女戦士、闘志は男勝りですね。
アマゾネスという女戦士の軍団を想起させます。
古来より男女区別なく戦うことにおいては訓練すれば同じなのでしょう。
この勢いが、男子サッカーにも波及し、対メキシコ戦に勝利して決勝戦へと繋がればいよいよ盛り上がります。
なれば44年ぶりのメダルです。
オリンピックのサッカーは東京オリンピックで観戦した経験があります。
知り合いの方が券が余っているからと譲り受けたもの。
当時はサッカーは人気がなかったのでしょう。
観客も少なかったと記憶しています。
釜本、杉山選手等が出場していました。
そしてメキシコオリンピックで銅メダル。
しかし、今はサッカー人気、野球を凌ぐ勢いです。
時代は移り変わり、この勢いだと野球を目指す子供が減ってしまうのではと心配になります。
私等の世代、野球選手川上、長嶋の活躍に夢中になっていましたから。
「野球は巨人、司会は巨泉」と言われてもいました。
現在のところWBCも頓挫して不参加。
ソフトボールは世界選手権で日本女子チームは優勝しているのに注目度ゼロ。
報道のあるなしは大きな差です。
こんな状況で、サッカーはオリンピックでの世界レベルで戦い、男女とも金となればどんなことになるのでしょう。
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