ネットのニュースで「大相撲の春日野親が暴行を」と報じていました。
記事の内容を読めば暴行と呼べるほどのものでなく躾レベル。
私が知る大相撲の世界とは大きく変貌しています。
こんなことがニュースになるくらい、「軟」になり下がりました。
日本人の横綱がなかなか出ないのもこの辺が影響しているかも。
相撲(角力)は格技です。
この程度で大騒ぎはおかしいと思いません??。
子供の頃、母親が躾のために用いた道具、布団叩きに竹製の物差し、それはそれは痛いのですが「親の言う事を聞かない」と痛い目に会うと知らされ躾けられていたのです。
これも、今では暴行事件と言うのでしょうか?
私の家内は、木刀と竹製の物差し、手加減はしたでしょうがおふくろと同じでした。
「大相撲の春日野親方(49)(元関脇・栃乃和歌)が弟子3人に暴行を加えた疑いがあるとして、警視庁本所署が親方と弟子から任意で事情を聞いたことが19日、同署幹部への取材で分かった。
弟子らは暴行を受けたことを認めているが、外傷がなく、被害届を出す意思もないといい、同署は「事件として扱わない」としている。
同署幹部によると、春日野親方は14日夕、東京都墨田区の春日野部屋で、幕内栃ノ心を含む弟子3人に対し、生活態度の乱れを注意したうえ、ゴルフクラブのグリップ部分などで3人の顔や背中をたたいたという。
16日に匿名の通報があり、同署で事情を聞いたところ、親方は「3人が何度言っても門限を守らず、外出時の服装も乱れていたので、指導の一環でたたいた」と説明。弟子3人も「自分たちが悪かった。被害届を出すつもりはない」と話したという。
春日野親方は19日朝、春日野部屋で取材に応じ、「げんこつでも、ゴルフクラブでも殴ったが、指導の一環だった。道具を使ったことは、やり過ぎだったと思っている」と話した。」ネットニュースより。
大相撲の親方、昔みたいに稽古中、竹刀で気合も入れられないようでは弟子を強くすることができないのでは。
「なにくそ」と奮い立たせるためには、人間痛みが伴った方が気合が入るのです。
アントニオ猪木がリングの上でよくパフォーマンスでビンタを呉れています。
ファンはなぐられて、逆に喜んでいるのです。
受け止め方で殴るのも質が変り、励ましにもなるのです。
無理編に拳骨と言われた相撲社会も、仲良しクラブに変貌してしまいました。
土俵の鬼と言われた初代若乃花、決死の覚悟で土俵に上がる気迫を出しての戦いです。
「撫で撫で」では格技の精神は育まれません。
>親方は「3人が何度言っても門限を守らず、外出時の服装も乱れていたので、指導の一環でたたいた」と説明。
当然の行為であり、ニュースになること自体がおかしな社会になっていると気付くべきでは。
相撲社会に踏み入れた時点で覚悟すべき事柄なのです。
>16日に匿名の通報があり、
と報じられていますが、状況を見ていれば通報に値するものか、どうかわかりそうなものですが、
通報した人、過剰反応としか言いようがありません。
何でやったかを理解できないのですかね。
この辺にも、日本人の変質が垣間見えます。
私の3級下の取引先の専務さん、大学時代柔道部に所属して日々猛稽古した経験者、
合宿では、毎日落とされてしまうくらい激しい稽古をしていたのです。
昨今の相撲社会では、アマチュアの方が厳しい稽古しているのではと話したら納得していました。
こんなことでいいのかと首を捻るニュースでした。
社長、こんにちは。
他紙ニュースも見てみまして、少し事情を補足します。
協会および報道各社に、事実よりかなり誇張した内容でタレコミがあったようですね。
このタレコミした人物と警察への通報者が同一かはわかりませんが、作為的なもの
が感じられます。もしくは愉快犯か。
私はしごきや躾行為の是非よりも、こんなことが記事になってしまう風潮が気になります。
数年前に死人が出ているので、ナーバスになるのもわかりますが。。。他に書く事
いっぱいあるのでは?マスコミさん!と言いたいです。
こんにちわ!
米の祝福さん。
そうなんですか。
作為的なもの、愉快犯とか?。
どちらにしろ、記事として取り上げられる事がおかしいのです。
相撲社会のあり方、社会的認識がだんだん変わり、これが記事になるのですかね!
仰る通り、本来のあるべき姿として他に書くこといっぱいあると思います。
報道側の視点が狂っているのでしょう。
首を捻りたくなるニュースと思います。
情けないですね。