何度かブログで昭和天皇について書いていますが、子供の頃目白通りでロールスロイスに乗車された昭和天皇を観る機会があった事が関心を高めています。
昭和20年代の頃の事です。まだ天皇は50代と思われます。子供心に歩道に立っていた私に挙手をされたことが強烈な印象として焼き付いています。それ以降、立派な君主、天皇陛下と思うようになりました。
それが昭和天皇に関する書籍を購入する動機です。
この本は帯にある様に「昭和史の常識を覆す」とありましたのでさらに関心を呼びました。
戦後70年が経ち、様々な昭和史の見解が本として出版されているようですが、この本を読むと自虐史観でなく客観的な視線から書かれたとの印象を持ちました。
〇「アメリカの根強い覇権主義の項」には次のように書かれていました。
・・・当時、アメリカがおかれていた立場を見れば理由は明白だ。理由の第一には、太平洋全域を我が物にしようとするアメリカの根強い覇権主義があり、第二には満州や北部支那の利権でヨーロッパに大きく引き離されていたことへの焦りが挙げられる。日本を叩いて、太平洋および支那の利権の再配分を行う事こそが、アメリカがかぶった「正義」の仮面だったのだ・・・
この記述から、歴史で学んだ経済封鎖、ABCDライン他様々な圧力をかけて居たことが思い出されます。石油、鉄など輸入に頼っていた日本に封鎖を仕掛け追い詰めていったのです。
戦後は、占領政策ですべて日本が「悪」として貶めるため、報道規制、焚書、洗脳と日本国民の目をくらませて今に至っています。
この節目の年に、「大東亜戦争」と呼称した背景に目を向けるべきと感じています。
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