12月17日、営業を兼ねて工場見学、南六郷、大森南にある2社の訪問、都内を走り慣れていないので電車で向かいました。
品川から京急雑色へ、ここは鋳物工場があるところ、予てより鋳物塗装の注文が増えているために、製造工程の理解を深めるのが目的でした。
駅に着いた事を告げると迎えに来てくれました。
着いてみると、工場の周りが想像以上に宅地化されていた。
事務所に案内され、会長さんにご挨拶、手土産に川越名物と言われる「福蔵」を!
お互いもの造りに従事している者同士、「モノ造り」に関する話で盛り上がりました。
私より年上の会長さん、話しっぷりから性格を見抜いたのかご忠告を頂きました。
2・6・2の法則、組織運営の勘所と教えて頂きました。
齢を取ると、だんだん自我に固まり勝ち、時宜を得たご忠告と感謝申し上げた次第、ある意味に気かけてくれる先輩と思えて嬉しく思いました。そんな会話を済ませ、工場へ。
建屋、創業当時のままのようで私にとっては懐かしを感じさせる木造造り、数名の職工さんが働いていました。
そして、砂型鋳物の現場へ、50年のキャリアを持つ工場長さんを紹介され、砂型を造りを見学。
モールドと呼ばれる型から砂型を造り、土間に並べて作業をしていました。
そんな案内を受けて、
お会いした印象、今でもモノ造りの中心地、心意気を感じた次第です。
事務所に飾られた諸製品、精密な且つ緻密な形状ばかりのもの、自慢の通りと納得して拝見しました。
この工場テレビ番組でも紹介されるほどです。
来てよかったと感謝申し上げ、次の目的地へと。雑色まで送っていただき、平和島まで移動。
そこから、森が崎までバスの移動、パソコンを忘れてますと奥さんから電話、「えー」、訪問先に届けますと言われ一安心、内心「ドジを踏んだと」。
そして終点、そこでパソコンを受け取りついでに目的地まで送ってくれました。
お世話になりました。
ただナビの案内でしたが、場所が特定できず電話連絡、すぐに迎えにきてれて場所を確認したらとまった場所からすぐの所、判らりづらいと話すと「そうなんです」と有りました。
さぁー見学だ~!
数名フィリピンから研修生を受け入れているそうで。
隣国より真面目な東南アジアに助成した方が将来に為にもなる。
私の先輩が合気道を日本で教えて普及に尽力している話しをした。
工場、活気があっていいもんだ。
シャーリング装置、鋼板、鋼材を加工するには欠かせないね。
曲げ加工を行うベンダー、高い装置なんだろうね。
レーザー加工機。
記念にと作業を実演をしてくれました。
加工してくれたものがこれです。
直径5㎝ほどのもの、0.6ミリのステンレス鋼板から1分足らずで切り抜きました。
産業機械の発達を観る思い、技能を習得しなくてもプログラムを組むだけのこの仕上がり。
隣国が産業発展した背景には産業機械の進歩が有ったればこそと感じさせるものでした。
案内をしてくれた若者、美大出、専門知識を生かせる工場に勤められる事が嬉しそうで説明にも意気込みを感じ楽しい工場見学。
そして、装置開発しているものを紹介してくれました。
4つのタイヤを一つにまとめスペースを効率よく使える装置の開発。
その他に、フライヤー水・油を溜めてあげる新装置、油が汚れず、カスは水へ沈殿する仕組み。
他に膝のリハビリ装置と様々な装置開発をする工場でした。
面白かったぜ!
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