1月6日、川越商工会議所主催の交歓会に出席してきました。
国会議員、県議、諸官庁の人たちが招かれており、年頭にあたりそれぞれの立場で産業、経済の動向、見通しに関する見解を聞くことがその目的です。
この会に出ると国歌斉唱がありますので君が代を歌います。
年に一度は国歌を歌う機会に恵まれ、厳粛な気持ちになるのもいいものです。
開会前の様子、式典会場に300席ほどが用意されていましたが満席になりました。
毎年、そんな状況ですから、年の初めの大切な行事として認識されているようです。
副会頭の開式挨拶に続き会頭から年頭挨拶。
地元、百貨店の社長さんです。
やはり東日本大震災に触れ、リーマンショックから景気の立ち直り見せた時期の出来事、景気後退となる事態の中、川越商工会議所の方針を語っていました。
地域の活性化、中小企業の革新、産学官の協力、川越駅西口再開発等。、
続いて市長が挨拶、
同様大震災に触れ、負荷になっている、ユーロの危機、TPP、円高が景気の足を引っ張る形、しかし今年市制90周年(大正11年)、地域活性化(ふれあい拠点施設、市の自由広場、新河岸駅の整理)の出発点としたいと抱負を語っていました。
次に議長、3・11によって大変な打撃を受け景気の後退するも、こんな中スカイツリーが建築され日本の底力を見たと話されていました。
続いて、来賓挨拶として国会議員の2人が壇上に立って祝辞が述べられました。
昨年の挨拶で、写真の議員が法人税率引き下げを約束したのですが、法人税率引き下げが震災で達成出来なくなったことを詫びていました。
背が低い方なのでしょうか、演壇の上にやっと上半身が。
ホテル側に踏み台を用意させて演壇の前に立つ時、よく見えるようにしたのがいいと思いますが。
政治家です、良く見えるほうがアピールできるのでは。
余談ですが、昔「戦場に架ける橋」という映画に出た早川雪舟という日本人俳優、背の低さを補うため外人俳優と対面するシーンでは踏み台を使っていたと記憶にあります。
会場に人があふれ、式典参加者より多い人数と感じました。
副会頭が開宴の挨拶に立ち、 乾杯と続いて祝宴の始まりです。
※鏡開きも行われました。正月らしさが出る行事ですね。
名刺の交歓会と謳っていますが、テーブルでビール、酒と取引銀行の支店長と懇談です。
盃に手酌しようとしたら隣に居た方が酌をしてくれ、名刺交換となりました。
名刺には銀行支店長の肩書きが。
世間話しながら、年を聞くと私より15下、私の方からある話題を提供しそれについて話し合いを。
どういうことかというと、一つに日本人の民族性が薄れていることをでした。
今、私が思っていることなど述べる中、「日本の姿」の詩を読んで作者を話すとその方知っていました。
自分も「権威」の詩集を持っているというのです。
後藤静香の名を知っていたのです。
なんとなく嬉しくなって会話が弾んできました。
関心事の大和言葉の成り立ち、神道、神話の意義など日本人の原点になるものだと持論を話したのですが、熱心に聴いてくれたことが弾んだ理由でしょう。
仕事柄、勉強されている様子が見て取れました。
会の目的である交流が出来て楽しく過ごせました。
[注]:酒でも鏡開きという理由がはっきり分からなかったので由来を調べるとネット記事に。
※「樽酒の蓋を割ってお酒をふるまうことも鏡開きといいますが、これは樽酒の蓋のことを酒屋で「鏡」と呼んでいた。
農耕民族の日本人にとって、米からできる日本酒は神聖な意味を持ち、様々な神事を営む際に供えられ、祈願が済むと参列者でお酒を酌み交わして祈願の成就を願う風習がありますね(これを直会<なおらい>といいます)。このお酒が樽で供えられたときには樽の蓋を割ってお酒をふるまうわけですが、やはり縁起の良い「開く」という表現を使うのです。」ネット記事より引用。
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