中国高速鉄道の事故に思う。

報道で中国が独自に開発したと言う中国高速鉄道(日本でいう新幹線)が特許申請されたという事を聞いて、改めて今中国が高速鉄道網の拡大、拡充を推進していることをしりました。

当然のことながら、高速鉄道、自前の技術でなく先進国、日本、ドイツ、フランス、カナダなどから技術供与を受けながら作ってきたもの、

それを、最速を記録したからと言って「自国特有の技術」と特許申請したと聞き、中国人らしい厚かましさを感じていました。

そんな折、ニュースで事故の報道です。

「 死者38人、負傷者192人以上を出した23日の追突事故」

以前より、安全性に疑問がもたれていたようで、開発担当技術者が「怖くて乗れない、友人には勧めない」などと報道されていました。

ネットニュースから見て取れること、 6両が脱線、4両が高架から落下の大事故なのに、死傷者がそれにしては少ない感じがしてしまいます。

それに、事故車両を埋めてしまう快挙?やり遂げます。

それが、証拠隠滅ではと不信感を増幅させた一番の原因のようです。

 

鉄道事故として私の一番古い記憶にあるのが桜木町駅事件、誰かに教えてもらったのでしょう。

車両が焼けて、乗客は閉じ込められた状態で焼死したのです。

その理由、当時車両と車両を繋ぐ貫通路は常用されず行き来が出来なかった事によるものらしく、それ以降改善されたと聞いています。

ですから、今でも桜木町駅と聞くとその事件を思い出します。

桜木町駅車両火災事故は、先頭車両と2両目を合わせて焼死者106名、負傷者92名という大惨事。

昭和26年4月24日の出来事。

 

それと次に思い起こせるのが常磐線三河島駅事故、昭和37年5月3日21時37分頃死者160人、負傷者296人を出す大惨事。

そんな経験をしている日本でも、2005年JR福知山線事故を起こし直接的な犠牲者は死者107名(当該列車の運転士含む)、負傷者562名を出す未曾有の大惨事。

中国とは違い事故検証を十分にやる体制を持っていても、事故は起きているのです。

それが中国は、十分な検証も行わず、次の日には運転を再開、日本の専門家はその行為に驚愕していました。

原因を探り、安全性を高めるとの意識はないとみられても仕方ないでしょう。

当初、事故原因が落雷、しかし最近の発表では運転手、※止まれの指示に従ったとの事、

※ 8/1ネットニュースでは「徐行していた」と報道あり。

運転手、目撃者の証言によれば「俺のせいじゃないと泣きながら震えていた」そうです。

今後、このような姿勢で居続ければ、また大事故、大惨事は必ず起こります。

高速鉄道の運行面のハードウエア、ソフトウエアが未熟、それでありながら反省は不十分。

まして、国威発揚がその目的ですから、威信にキズが入るようなことは公表できないでしょう。

ますます隠蔽体質に走り、国民は蔑にされます。

7/28時点で、信号機の設計上の欠陥と発表されています。

「落雷後に赤に変わるはずだった信号が、誤って青のままだったため、高速列車の追突事故が起きた」としている。

いくつ、信号機が使われているかな、相当な数と思われます。

やはり、危ないね!

追記8/1

「鉄道省の責任者は、中国国営・新華社に対し「列車運行管理センターでデータを収集する装置のプログラムソフトに、設計上の重大な欠陥があった」と明らかにした。」ネットニュースより 。

信号機の欠陥じゃなくて、プログラムソフトなの。

発表が2転、3転、鉄道部と言う機構自体が今回の事故の原因でしょうね。

これじゃ、信用されない訳だ。

 

事故で亡くなった人の遺族が強烈な抗議デモをしているようです。

中国では死をも覚悟の行為に当たるのでしょう。

このデモに触発されて、中国国民も行動に出てはどうですか。

党の都合で動く政府、天安門事件の例でも分かるようにそのためには何千、何万と殺戮をする国ですから。

しかし、今度はデモに対し強圧的な行動には出ていないようです。

世論の趨勢に戸惑っているのでしょう。

 インターネットで展開される、政府批判の多さが躊躇させているのでは。

こんな国が隣国とは、

近所付き合いレベルでいうなら、そんな隣人どこかへ引っ越してもらいたもの。

 

温家宝首相も非難、批判をかわそうと遺族と会ったり、600万円の賠償金を払うと話して沈静化しようと懸命になっています。

600万円というと中国平均年収の15倍にあたるそうで、当初160万に比べれば破格の賠償金です。

それだけ、世論の反発が強かったのでしょう。

追記8/1

 「新華社によると、今回の大幅増額について、当局は遺族の意見を聞き、法律を検討した結果、損害賠償の協議で紛糾した時の最高人民法院(中国の最高裁)の法解釈を根拠に、賠償金に葬祭費や慰謝料、生活支援費を加算して91万5000元に増額したという。」

91万5000元は1100万です。

今回の鉄道事故、中国政府の狼狽ぶりが覗えます。

歴史が動くかも!

 

中国、経済発展しているとはいえ、社会的歪みは党の国家運営に今後様々な問題を投げかけてくる様な気がします。

国民の不満が溜り、爆発寸前の状況じゃないでしょうか。 

「温州で高速鉄道事故が発生して1週間となる30日、中国当局は報道規制の強化に乗り出した。」

とネットニュースで報じていました。

中国政府が恐れている事を示すものと思います。

追記8/1

「北京から上海に向かっていた高速鉄道(中国版新幹線)「京滬(けいこ)線」の列車「G151」が10日午後6時10分(日本時間同7時10分)ごろ、山東省内で電気系統の故障のため停車した。激しい落雷の影響によるとみられる。運転は約1時間半後に再開されたが、午後10時半ごろまで運行遅延が続き、少なくとも11本の後続列車に影響が出た。」ネットニュースより。

開業間もない7月10日にも事故発生、23日の事故の予兆だったのでしょう。

亡くなられた人たちに同情します。

これじゃ、怒り心頭になります。
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

スタッフ募集中です

過去の社長ブログ

最近のコメント


→社長ブログを見る

follow us in feedly   RSS