4日、総武線浅草橋駅を降りて、近辺の人形店へ買い物に行ってきました。
品定めをしながら何軒かのお店を訪ね歩き、5月の節句用にと南蛮兜を購入しました。
早めに家を出たので、昼頃には用事も済み、折角だからとその足で靖国神社の桜を見に行くことにしました。
総武線に乗り、飯田橋駅西口で降り徒歩で15分程の道程、降りて駅を出ると市ヶ谷駅方面に向かってお堀端にたくさんの桜が咲いている光景が目に入りました。
子供の頃、良く釣りをしたお堀です。
昭和30年頃まで、飯田橋駅東口のそばに住んでいましたので、懐かしく思う場所です。
15、6年前から、毎年5月になると武道館で行われる合気道演武大会を見に行くので、毎年来るのですがその都度懐かしさを感じるのです。
九段方面に向かいながら歩くと、子供の頃の通学路になります。ほとんど当時の面影はないのですが、当時の佇まいを偲ばせる木造造りの家がありました。
小学校の同級生の床屋さんもありました。今はビルとなっています。
シャッターが閉まっていたので、今はもう床屋さんはしていないのかなと感じました。同級生の親ですからお元気であれば90歳近い年齢になっていると思います。
そして、通っていた小学校が見えてきます。昨年来た時は工事中だったのですが、新しい校舎が出来上がっていました。
私が入学した頃は、木造校舎でした。校庭には桜が咲いていたことを思い出します。
学校のそばには、暁星学園高校、九段高校、白百合学園などがあります。
当時、九段高校に通う生徒をみて大人に見えました。
小学校
今も残る石垣
ここから靖国神社はすぐです。
九段高校の前を通り抜け、車がいっぱい駐車されている場所を通り参道にと向いました。
花見客でいっぱいでした。参道の両脇に座り込んで酒を飲んでいます。
本殿に向って参道の右側には屋台がたくさん並び客で溢れていました。
以前来た時はこれほどの屋台が無かったと記憶していたので数の多さに驚きました。
人ごみをかきわけながら歩くと大村益次郎の銅像です。学校帰り友達とこの台座に乗って遊んだものです。
参拝のため、お清めをしてから本殿と向いましたが、参拝客が列を成して大勢並んでしました。
日本はやはり神道の信仰が根付いていることを改めて感じた次第です。
参拝を済ませ、1000円のお神酒を買い、境内の桜を鑑賞しました。
桜ほど日本人に好まれる花はないでしょう。
「敷島の大和心を人問はば 朝日に匂ふ山さくら花」と詠われている短歌などを思い出します。
燈籠の前で、撮影しました。
携帯で撮影したのですが、カメラの機能が良い為か画素が大きくきれいに撮れました。
この後、酒を飲んでいる花見客をみて酒が飲みたくなり、屋台で日本酒を買い、竹製の長椅子に座り桜を見ながらの一杯です。
しばしの時間酒を味わい、桜観賞しゆったりとした時間をすごしました。
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