靖国神社、徒然なるままに(続)

前回でも触れたことですが、8月に入ると毎回のように靖国神社参拝を問題としてメディアが取り上げるようになったのは何時頃からと気になっていました。

引用元:ネット記事

8月17日の産経新聞「産経抄」にその経緯が載っていました。

産経抄を読んで、意表を突かれた思いがしたのが産経抄冒頭の記述、
「そもそも韓国に、日本の首相や閣僚の靖国神社に反対したり、失望したりする確固たる理由があるのか。」
毎年のようにメディアが靖国参拝問題を取り上げていたが、そのアナウンスをただ一方的に受け入れていたため、韓国が批判するのをおかしいと思わなかった。

ここがテレビ報道の怖いところ、明らかに産経抄で書いてある通り日本と戦争をしていない韓国に批判する理由があるのでしょうか。
中国と大陸で戦争をしていたのは間違いないが、その相手も蒋介石率いる国民党の軍隊と戦ったわけで中国共産党とは実質的には戦っていない。

それで思い出すのが、後に知ったことだが終戦になると、在日朝鮮人が戦争もしていないにもかかわらず、自国が勝利したと騒ぎ、日本人に対して暴動を起こし、占領体制中に傍若無人の行動に出たことが思い出される。
大学生(昭和40年ごろ)になると、戦後間もない頃の事を仄聞する機会があり、その一端が彼らの土地不法占拠、東京はB29の爆撃で焼け野原、死者が多く出て土地所有が不明となり、縄張りを張りここを私の土地と主張して手にいれたとの話も聞いたことがあります。
因みに東京大空襲での死者は、死者は11万5千人以上これとて非戦闘員を殺戮した米軍の国際法違反(広島、長崎原爆投下も同じ)、今だと国際社会で大問題。
現在、ロシアとクライナの戦争報道報道を見ても明らかです。
「勝てば官軍、負ければ賊軍」と諦観したことが禍根となった。

続いて朝日新聞批判、
「朝日新聞は16日朝刊で、木原稔防衛相が『終戦の日』の15日、靖国に参拝したことについて『日韓関係に冷や水』との見出しの記事を載せていた。・・・」。
この辺りも、反日新聞と揶揄されるところでしょう。
彼の新聞の誤報(これも意図的に?)だった「従軍慰安婦」の記事、大変な国益を反することをして今でのノウノウと存在しているのが不思議、戦後日本人が占領政策で日本人「義眼」嵌められた現実を見る思いがします。
木原防衛相が「・・・今日の平和の礎を作った方々に『哀悼の誠をささげ、尊崇の念を表した』ことに何の問題があろう。」
全くもってその通り、このことが問題と認識する日本人がどれほどいるのかは別にして、それをあえて保守の政治家に問うのは何故だろう?
逆に野党の政治家に質問し彼らが国策に殉じて命をささげた行為をどう思っているか聞くのが公平な報道でないでしょうか?
次の記述が戦後の日本人を呪縛している占領軍の東京裁判の演出、A級戦犯が合祀されいるとは言え、
「いわゆるA級戦犯は『国内法では犯罪人ではない』(平成18年10月の安部晋三首相の国会答弁)」
まさにその通り、ここが敗戦時大東亜戦争を日本人自身で総括せず東京裁判を受容した過ちが、今日まで靖国問題を取り上げる記者が出てくるのだと思います。
引き続き産経抄の赤線部を読んでいただければ、韓国の言いがかりは何ら根拠のないものと理解できるでしょう。

結語にあるように「問題はむしろ韓国側の言い分を検証もせず無条件で受け入れたりしがちな日本のマスコミにあるといえる。」。
なんで同じ日本人でありながら深く調べもしないで報道するメディア(テレビ、新聞、ラジオ)が存在するのでしょうか?

靖国問題の端緒、
「終戦の日の8月15日、中曽根首相が靖国神社に参拝した。 これまでの「私人」としてではなく、戦後の首相としては初めて「内閣総理大臣」の公式参拝となった。 これまでの首相参拝は、政教分離の立場から「おはらい」や玉ぐし奉呈など儀式はせず、一礼するだけにとどめていたが、今回は政府見解を変更し、生花を本殿に供え、代金は公費で支払った。 公式参拝に対して野党各党や中国・韓国などは厳しく反発した。」とありました。ネット記事より。

保守の政治家の曖昧な態度が、隣国を増長させメディアがこれ以降貶めるために質問するようになったのかな?
他国のように国策に殉じた英霊に対し感謝の念を日本人は表さないのか?
戦前多く建立され各地に存在する彰忠碑 忠魂碑に対する慰霊の行事がないように思う。

戦後の民族の誇りを見失った日本人を見る思いがします。

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