東京工業塗装協同組合総会に4年ぶりの出席

コロナ禍で出席を控えて居たので4年ぶりとなります。
コロナ禍は多岐に亘り大きな影響があったと実感します。
開催場所は浅草ビューホテル、国際通りを行くとスカイツリーが。


久しぶりに出席してみると、74回通常総会懇親会の総会では10名ほどの参加者で広い会場は閑散とした雰囲気でした。業界紙の記者たちが、挨拶する人に近づいて撮影してました。
閑散とした総会では絵にならないからでしょう。

前社長、オヤジから参加する様にと言われたのが昭和60年代だったと記憶しています。
40代前半の年となりますか。
その頃知り合った方々で、ほとんど居なくなりました。40年近い歳月が経っています。
あの頃に比べると、寂しい感があります。

理事長挨拶で触れていましたが、活発な組合にしたいものです。
製造業の最終工程で付加価値を高める塗装技術、これからも産業を支えるために不可欠な技術、今後もその役割を課せらていると思います。

ただ近年、当社においても取引先の塗装屋さんが廃業したのでと、何件も問い合わせがありました。
塗装業界に限らず、中小企業においては後継者不足で廃業に追い込まれる例が見受けられます。

総会が終了し、懇親会と移ります。

出席者は来賓を含めると30名ほどです。
来賓の方で、都立産業技術研究センターでいつも来ていた方が居なく、代わりに来ていた方に事情を聴くと退職されたとか。

この4年間の時の流れは、変化を感じさせます。
乾杯が終わり、懇談となりましたが、隣席の方とは以前から知り合いでしたので、お久しぶりと、近況の仕事の話、創業の話で会話がはずみました。

このウィスキーのお陰で。
女性スタッフに美味しいけどんなウィスキーと尋ねると瓶をもって来てくれました。


当社は、オヤジが叔父の岩井塗装工業所に入所したのが、昭和12年、終戦まで塗装職人を務め、戦災で工場が焼失し、転業し文房具屋を起こし、昭和35年に現在の塗装工場を開設しました。
隣席の方は神奈川にあった塗装工場で修行して、今は青梅市で塗装工場を営んでいます。

あの頃は、日本が工業国として発展してた時期、独立して起業する方が大勢いたのでしょう。

今のIT業界のように。

楽しく歓談していよいよお開き。
帰りは同じ電車という訳で一緒、初めてつくばエクスプレスに乗ることに。

 

 

バブル崩壊、平成大不況、失われた20年と経済の停滞といわれながら、こんな素敵電車に乗れる日本、しっかりとこの国を守りたいものです。

来年も、元気よく再会したいものです。

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