本棚の整理中に「厄介な隣人、中国人」の本に目が行く。
何故かといえば、昨今ニュースでにぎわす、中国の尖閣列島の領海侵犯の常態化。
「2012年9月に尖閣諸島が国有化されて10年近くになる。中国海警局の公船が日本領海への侵入を繰り返し、国際社会に「日中の共同管理」をアピールしている。南西諸島を歩くシリーズの2回目で訪れた石垣島は、尖閣諸島からわずか170キロ。漁船で片道8時間の距離にある。尖閣諸島の領海を守る海上保安庁の最前線の拠点が置かれた場所であり、来年には陸上自衛隊の駐屯地も完成する。それでも、石垣島の人々には焦りと不安の表情が浮かんでいる。(牧野愛博)」ネット記事より。
そして、台湾の領海近辺の武力により威圧など、本の題名通りの中国の所業。
自分たちの行為を顧みず、正当化することを平気でやれる神経の持ち主。
この本を読んだのが14年前、若い頃から中国に対する印象が良くないのは何故かと思いつつ購入したのだと思います。
物心がつき、社会情勢に気が向く年頃になっていた時期、日本と戦争して負けた国で、風俗として宦官、纏足があり髪型は弁髪で髪を編んでいる、清国から内乱を経て政変で毛沢東が実権を握り共産国家として独立した国程度の認識でした。
ただ、高校生の時、授業で先生から中国の民度について「信用できない、約束を守らない、嘘をつく」とのお国柄を教わったことが、社会人となった時にその言葉を納得する面がありました。その一例が、歴史問題として「南京大虐殺」でも分かるように捏造しています。
最近では、世界から非難を浴びている「ウイグル族への虐待」、証拠も挙がっているのにそんな問題はないと嘘をついています。
これなど正に高校の先生が中国の民度を教えていた内容通りの事です。
その先生当時で70歳を超えていたと思います。
歴史からの判断としてそのような見解を持つに至ったのは、明治時代に教育を受けていた事も影響しているのではないかなと感じることがあります。
そんな認識を持っている人もいたのに、田中角栄は1972年に訪中し、1978年に「日中平和友好条約」を結んだのです。
此の著者は、
「・・・この1972年訪中以来、私が折に触れて指摘して来た通り、『日中友好は日本のためにならない』。・・・」、著者は1931年生まれ昭和6年です。明治生まれではないですが、高校の先生と同じく中国を「良し」と思えなかったのでしょう。
判断に間違いはありませんでした。
私とてその条約には賛成しえない思いがありました。
高校の先生の教えが頭にあったので。
歴史認識を正しく持っていれば、これほど中国進出をしなかったのでは。
エコノミックアニマルになっていた日本人には利益しか見えなかったのでしょう。
また、贖罪意識から中国人留学生を無償で受けいれかつ所得税は無とすることを今でも続けている有様。
自国を担う日本人学生を蔑ろにしている日本、事の中心を見失っている。
今一度、著者の主張に耳を貸すべきではないか?
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