7月8日昼前、机へに向かい見積計算をしている最中、従業員が「安倍さんが撃たれた」と一言私に発しました。
「えっ!」と工場で掲示モニターとして使っているテレビをつけてニュースを見ることに、狙撃の様子がしっかりと映像に捉えられていた。
スマホの普及がそのシャッターチャンスを見逃さなかった。
ボディーガードが居ながらと思いつつ映像を見ると、犯人は後ろからの狙撃、リンカーンではないが至近距離、一発目は当たらず煙を出している状況、安倍さんは後に振り向き様子を見て、演説を続ける中、二発目が発砲され安倍さん当たってしまう。
この時、ボディーガードは安部さんを退避させることなく傍観状態、何ら庇うそぶりも見せずそのまま放置、結果的にそれが仇となり安部さんが撃たれて倒れる。
心肺停止状態で救急搬送されたが蘇生治療むなしく死亡と報道があった。
私は護衛の専門家ではありませんが、クリントイーストウッドの主演映画、
「『ザ・シークレット・サービス』(原題: In the Line of Fire)は、1993年製作のアメリカ映画。かつてアメリカ合衆国大統領を守ることができなかった老練なシークレットサービス・エージェントと、大統領暗殺を目論む殺し屋との対決を描くサスペンス・アクション・スリラー。主演はクリント・イーストウッド、ジョン・マルコヴィッチ、レネ・ルッソ。」ネット記事より。
映画からから見てくる緊張感と護衛する難しさを感じていたので、前ばかりで後ろに目が向いていない様子ば見て取れて隙が有ったのではと感じました。
報道では散弾銃らしきものと聞いたので猟銃を所有している友人に銃について聞いてみると銃身だけでも70㎝は超えるもの当然目につく大きさ、友人は改造銃だというのでそれでは隠し持っても分からないかもと思いました。
結果論になってしまいますが、一発目の後に安部さんを庇う対応が無かったことは確かに緊張感はないと思ってしまいます。
銃規制の厳しい日本が逆に油断を生んだとしか思えない悲劇的な出来事と思います。
以前、社長ブログで「戦後消えた尚武の気風」を掲載したのですが、今での死語に近い言葉になっています。
簡潔に言えば武道、武術を重んじる心とでもなりますか、武術の精神の根幹は「用心」であり常に危険を避ける立ち振る舞いの心構えを忘れぬようにと戒めるような行動則に求められていた精神でした。
戦後、暴力反対、暴力は御法度という風潮が浸透し現実に起こり得る暴力へ対処を忘れ、その能力を身につける躾の必要を忘却し、戦前までは日常的に当たり前だった「尚武の気風」を教育から排除した結果の「平和ボケ」の表出の一端ではないでしょうか?
参議院選挙を前にしてまだ国防を蔑ろにする立候補者がいる事に戦後教育の怖さを観る思いです。
安倍元首相、戦後レジームと評し、戦後の占領政策で歪んでいた仕組みを改革していったことが、私にとって今までの首相と違うタイプと映り、本当の意味での保守の政治家と思えました。
自民党が今後、保守の本分を守り通せるが憂いています。
追記
グーグルで「戦後消えた尚武の気風」で検索すると小生のブログは上位にヒットします。
一読して頂ければ幸いです。
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