発電機使用上の注意呼びかけ

ネットに、発電機の扱いに注意を促す広告が出ていました。

今回の大震災で使用する人が増えているためでしょう。

この広告を目にして、思い出したのが従業員が住んでいる町内で一酸化炭素中毒で死亡した事故。

地震直後、その町内は停電となり次の日の午前2時ごろまで電気が来なかったそうです。

そのため、町内の方が発電機を持ち出し自分の家に電気を供給したのでしょう。

聞いた事によれば室内で使用してしまったとの事。

発電機が排出する一酸化炭素が原因です。

通常は屋外で使用するものを屋内で使ったために換気が悪くそんな事態を引き起こしたのです。

子供さんが家に連絡しても連絡がつかないことから不審に思い家を訪ねた時に発見されました。

道具の扱い方一つで命取りになってしまいました。

 

私にも、苦い経験があります。

小学校4年の頃、練炭火鉢であたっていると気持ち悪くなり、吐き気がしたので母に告げると外の空気を吸ってきなさいと言われたのす。

当時住んでいたアパートの玄関へと急ぎ、表に出ようとした時目の前が暗くなり気を失いました。

アパート内に一緒に住んでいたおばあさんが、水で濡らした手で頬をたたかれたことで気が付くのです。

「危なかったね、でももう大丈夫だよ」と言われたことを思い出します。

姉も同様に中毒になりました。

その時はそれほどの事故とは感じませんでしたが、もっと吸っていたら危なかったそうです。

そんな経験から、一酸化炭素中毒は不完全燃焼で起きるものと知り注意するようになりました。

それが最近耳に多く入ってきたのが練炭自殺、車内で練炭を燃やし隙間を塞ぎ不完全燃焼させて一酸化炭素を車内に充満させて行うもの。

なんでそんな事をするのかなとニュースを聞くたび感じていました。

注意喚起の広告を出すくらいです。

このような事故がほかでも起きているのかも知れません。

メーカーが言うように発電機を使う際は、絶対に屋内で使用せず、屋外でも換気の良い場所で使うように注意しなければなりません。

この大震災様々の形で、影響が出ています。

注意しましょう。

 

 

 

 

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