布斗麻邇(フトマニ)が分かった!

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この言葉を初めて耳にしたのが、合気道開祖植芝盛平翁の講演テープからでした。

この録音テープは、今から35、6年前合気道部の先輩の弟さんから頂いたもの。

今はそのテープは手元にないのですが、残念です。

何度も聞くうちに、開祖の世界観、合気道の哲理、理念と言うのものが言霊学から生まれていたことを理解しました。大学時代、合気道部に入り、本部道場の稽古で開祖を初めて見たのですが合気道の理念、業の説明に「古事記」神々の名、用語などを用いて説明されるのでした。当然のことながら、当時18歳の私に「チンプンカンプン」で理解不能、でも妙に新鮮な感じがしました。

その後、社会人になって合気道の指導を頼まれ25年ほど続ける中、いつも開祖から聞いた「言霊と言えどもアオウエイであります。言霊学になってはいけません」とのお言葉が深く耳に残りました。

そんな折、本屋で見つけた本が「コトバの原典 アイウエオの神秘」でした。

この本にも「フトマニ」と言う言葉が出てきたのです。その本の冒頭に出て来るのが「コトバの原典・語位相」でした。50音図(縦・5音、列10音)にしてそれぞれの「音」に意味を記しているのです。

2015/ 5/ 2 10:45

ア行の、ア、イは潜象界(形而上)-目に見えぬウラの世界―、それぞれの意味が、アは全(静)イは個(動・与える)ウは>動<合成、エは(動・求める)オは個(静)は現象界(形而下)-目に見え体に感じるオモテの世界―とその意義を持たせ、ア列イ列ウ列エ列オ列それぞれ、1音毎に音の働きの注釈を添えてありました。

例えば、「天と海」の言葉をこの語位相にあてはめ次のように記述している。

「ヤマとシマのコトバから、現象的には個々の(山と島)の存在に見えても、マ語の次元では、同じ地殻(全)からの個々のエネルギー現象である事を知った。従ってマ語という基語の性格(語位相)は連続性(全)の中のエネルギー現象と、一応を定義づけることができる。・・・それは自然法則の現象であって、マ語の背景には人為以前の宇宙自然の法則による意味も考えねばなるまい。山や島は人間が作ったモノでなく、人類誕生以前から存在する自然現象だからである。・・・中略・・・ヤマ、シマ、サマ、タマ(魂)のようにマ語が語尾にくるコトバはいろいろあるが、最も問題なのは”アマ”であろう。日本語では天も海もアマなのである。アマという表現で、天と海との共通点は、微々たる人間の存在に比べて、無限と思えるほど広く大きな空間、それがアマである。・・・」

この本ではそれぞれの音を同じように解説しヤマトコトバが生成されていることを教えている。

この記述を読んで、開祖が合気道の理念を説明された意図がなんとなく理解できたのです。

歴史的に観れば、この本では我々の祖先2万年前から土偶崇拝という生活文化を持って、生活には必要最小限度の言語を持っており、その基礎的な日本語は、今から1万前、すでに成熟していたという。

のちに購入した「合気神髄」では、神々の名と音を使うことを納得しました。

大本教に入信して、古事記の布斗麻邇、言霊学を研究されその世界観で合気道の精神性を構築したのでしょう。

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「万有万神の条理を明示する神示」の一文に、

「・・・ウは霊魂のもと物質のもとであります言霊が二つに分かれて働きかける。御霊(みたま)は両方をそなえている。一つは上に巡ってア声が生まれ、下に大地に降ってオの言霊が生まれるのである。上にア、下にオと対照で気を結び、そこに引力が発生するのである。・・・」

2万前からコトバが生成されて長い歴史を紡ぎながらヤマトコトバが生まれ、日本独特の精神文化が育まれ今でもそれがつながっている日本の歴史を誇りに思えます。

今は便利な時代、ネットで「布斗麻邇」で検索すると言霊学を説明するサイトにも出会いました。

読んでみると、明らかに開祖が言霊学を研究されていたことが確認できました。

皇紀で2675年と言う歴史を紡いでいる日本、現代に生きている我々その意義を知りその精神文化を守り伝えていかなければいけないのかもしれません。

国家としてみても、世界に類を見ない長い歴史を紡いでいる国なのでしょう。

 

 

 

 

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