隣国の威嚇

尖閣列島の領有権争いの中、日本、国有化を決めると、中国の各地で反日デモが勃発、
しかし、最近中国共産党の手口を見るとデモもヤラセが多く本当かなと感じてしまいます。
なにせ、10数億人の人口を分母にすれば参加者の比率は大したこともないのではと思うからです。
反日デモで日本企業が略奪で被った被害は相当なもの、デモ参加者、ひょっとしたらはじめからそれが目的だったのでは。

改めて中国へ進出した中小企業の数に驚きました。

2万社以上が中国に、これでチャイナリスクは現実のものに。

 

軍事面では中国海軍空母「遼寧」を配備し軍事的示威行動。
ただその空母、色々と経緯があるようで。

「戦闘機はなく、操縦士は不足」 中国初の空母の”屈辱”
2012年09月27日11時38分
[? 中央日報/中央日報日本語版] comment 67hatena0   「中国が誇る初の空母は対外誇示用で、中身はない」。ニューヨークタイムズが中国が野心作である初の空母「遼寧」をこう評価した。25日の「遼寧」就役式には中国の胡錦濤国家主席、温家宝首相ら中国指導部がそろって出席した。米国とともに「G2(主要2カ国)」に浮上した中国にとって、初の空母就役は意味のある行事だった。中国国防省も「海洋大国として大きな一歩を踏み出した」と自評した。 しかし米国メディアの評価は厳しかった。まず98年にウクライナから購入した廃艦を再建造したという、中国としては表に出したくない「遼寧」の出生の秘密を取り上げた。そして「側面にある16という数字は『遼寧』が訓練用にすぎないという意味」と伝えた。中国海軍は海洋巡視艦に4けた、戦闘艦に3けた、訓練艦に2けたの数字を付けている。「中国には空母用航空機を扱う操縦士がまだ足りない」というシンガポール国立大学研究員の指摘も紹介した。海で揺れる船の甲板に航空機を着陸させるのは高度な技術を要するが、中国はまだそのような操縦士を養成できていないということだ。 ・・・・・」ネットニュースより。

 

98年にウクライナの廃艦を再建造した空母のようです。
実戦レベルの運用にはまだまだ程遠いようですし、ジャンプ式の発艦でアメリカのカタパルト方式より運用面で劣るものらしいです。
カタパルト方式、アメリカの独自の技術、他国は真似できないとか。
そういう点でアメリカの軍事技術は他国より抜きん出ているようで。

 

隣国の威嚇ですが、遡ること120年前日清戦争が始まる2年前に日本に対し同じような示威行動に出ていました。
「・・・李鴻章は北洋艦隊に世界最強の大艦2隻を持った。のちの日本の「大和」「武蔵」に匹敵する存在であった。「定遠」「鎮遠」という巨艦である。
ドイツのフルカン造船所に発注し、排水量7400トン、速力15ノット、主砲30サンチ(12インチ)という当時としては途方もない巨砲を4門そなえ・・・」
「伝説の名参謀 秋山真之」より。

 

清は北洋艦隊、提督丁汝昌が両艦のほか「経遠」「来遠」「致遠」「靖遠」の逢わせて6隻を率いて、「親善のため」と称し長崎、神戸、横浜、呉に寄港している。
当時の日本の海軍士官は驚嘆したとあるが、修理のため呉軍港のドッグ入った「平遠」を見学した中牟田長官、東郷(後の日本海海戦の司令長官)は次の光景から清国海軍の士気軍紀の緩みを見て取りほくそ笑んだそうです。
「神聖であるべき大砲に、汚れた洗濯物をぶら下げ、甲板にゴミを散乱させている状態から」。

実際戦争となると、東郷の読み通り勝利するのです。

「黄海海戦(こうかいかいせん)は1894年(明治27年)9月17日に日本海軍連合艦隊と清国海軍北洋艦隊の間で戦われた海戦。鴨緑江海戦とも呼ばれる。
近代的な装甲艦が投入された戦いとしても知られる。この海戦の結果、清国海軍は大損害を受けて制海権を失い、無力化された。」ネット記事より。

 

軍歌「勇敢なる水兵」では「まだ沈まずや定遠は」と歌われ、黄海海戦の戦いぶりは広く知れ渡ったそうです。

しかし、隣国どうやら昔からやることが同じ、戦後の政治体制では限界が来ているようで。

国の「楯」を持たねば!!

参考資料

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