尚武の気風(その4)武徳とは?

表題の言葉、以前にも書きましたが戦後に育った日本人の脳内には刻まれていない言葉とつくづく思います。全ての人とは言いきれませんが。
この言葉・文字を取り上げて書いてきたブログはこれで4回目となります。
私、機会ある度に不躾ながら質問し(去年令和3年の6月から)読めた人は2名いましたが、意義を知った人は皆無、20名には届いていないと思いますが、30代~70代の人に質問しても答えが返ってきませんでした。
明治の御代の富国強兵から昭和の軍国日本までは尊ばれた精神、西洋列国の覇権主義に対抗するための国是に心を添えさせるため、武道の振興目的で掲げていた言葉です。

それが大東亜戦争で負けて、マッカーサーの占領政策で戦前の政治体制、教育制度が壊され、今の体制になってから言われなくなってしまいました。
当然、言葉が使われなければ忘れてしまうもの、しかし再度その言葉が意味する事柄を想起しなければならない環境に日本が置かれているのです。

正に日本人に覚醒しろと!
警告となる、2月24日ロシアによるウクライナ侵攻、国際連合が全く機能しない状況が起きています。
ウクライナの人びとは、歴史から学んだ教訓から命を懸けて祖国防衛のために戦っています。
遥か6000キロ離れた戦争を実感できず、物知り顔をして評論家を命が大事と彼らの思いを理解できずじまい。
ここが戦後の平和ボケと言われるところ。
彼等は、命を懸けてた闘わなければウクライナの未来はないと歴史から学んでいるのです。
戦後から今まで、左翼政党は軍備を強化すると戦争すると言って、防衛に関する方針に反対する短絡思考の政治家の集団です。
現実を観ればわかる事なのに。

武徳と言う字、広辞苑に拠れば、「武道または武事の徳義」とあります。
徳義とは、広辞苑に拠れば、「道徳上の義理。道徳上の義務」とあります。
「尚武」となれば、陽となる武道の技だけでなく、陰における精神を貴ぶ心がけとなります。
この本質を見抜いた外国人が日本の武道に惹かれるのです。
ただ単に、殺傷する技術でなく、「水の位」(城の壕)となって守る働き(国家防衛)があるのです。

その意義を忘れた日本人はそれを想起しないと、今まさに事例研究の教材として「ロシア、ウクライナ侵攻」があるのです。

それが「尚武の本義」、気風(気が風になびかれて広まるように)となって日本人を覚醒して欲しい。

余談ですが、日本を「悪者国家」とし、あの戦争は日本の侵略戦争だったと決めつけた『米国占領軍総司令官・マッカーサー元帥』の1951年(昭和26年)5月3日、米国上院軍事・外交合同委員会での証言で「自衛戦争」と発言していた。ネット記事より。

自虐史観の呪縛をといて目覚めないと!

あの大東亜戦争も「国家の主権」守る自衛戦争だったのです。

 

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