暮れが迫り、新年を迎える準備をする時期となりました。
申年の今年、前々から言われていた事のようですが、「荒れる」年の因縁が!
そんな思いで迎えた今年、国際社会ではイギリスのEU離脱、そしてアメリカではワシントンポスト、ニューヨークタイムス、CNNなどのメディアの予想を覆してトランプ氏が大統領に、今月に入り韓国では国民が朴大統領辞任のデモが、政治的混乱を起こし「朴大統領弾劾可決」などが起りました。
日本では、天変地異の熊本地震、今朝、テレビでは熊本城の復旧の様子を伝えていましたがまだまだ時間がかかりそう。また都政では、豊洲移転に伴う盛り土問題、東京オリンピック開催での予算膨張が取り上げられています。
こんな出来事が起るとやはり因縁めいた感じがします。
来年を迎えるにあたって気になる出来事としては、
1 イギリスEU離脱
2 トランプ大統領就任
3 朴大統領弾劾
これらは、伏線として来年の国際社会に多大な影響がでそうです。
産業経済がグローバル化している今日、間接的な影響を受けることはあると感じています。
イギリスのEU離脱、やはり留まっているより、離れた方がいいと思えるEUのデメリットを国民が感じ取ったのでしょう。移民、難民問題が国民の生活を圧迫している事が起因しているようです。
ニュース映像でも、ヨーロッパ、昔映画などで見た印象と違い、様々な人種が在住して様子がすっかり変わっています。
ヨーロッパでは今世紀になって第一次、第二次大戦と戦争がありその反省から欧州連合という理念が生まれてきたのでしょうが、ここへきて綻び始めたのは「国」とは何かと見直す機運が生まれてきたのだと思えます。
私等、社会科の勉強ではイギリスを「ゆりかごから墓場まで」の例えでいい国と教えられましたが!
トランプ政権になるとどうなるか?
TPPを推進していたオバマ大統領が辞めてトランプ氏に代わると一転して「やーめた!」となるようです。
日本国では、その政策に沿って進めていたが、どうするか?
批評のたとえで、「安倍政権、梯子を外された」と言われています。現政権がどのようは対応するかが日本経済に影響がでそうです。
輸出関連企業には影響がありそう。
トランプ氏の公約では、やはりイギリスと同じ問題、移民、難民の政策を掲げ支持されました。
強烈なのは移民、難民の犯罪者の強制送還の徹底。
数は200~300万人にとか! 昔はニューヨークなど犯罪が多い都市と言われていましたが、
昨今は移民、難民による犯罪が問題化しているようです。
密入国の対策としてメキシコ国境に壁を作る。万里の長城ではないけれど莫大な費用がかかりそうですが、それを願う国民が多数という事。
今まで、グローバル化、移民による安い賃金の為に職を奪われて白人層に、トランプ氏の訴えは響いたのでしょう。
日本でテレビが普及しだしたころ、アメリカで制作されてホームドラマがたくさん放送されましたが、私の印象に残っているのが「パパは何でも知っている」「家のママは世界一」など、当時アメリカの繁栄を享受できた中流階級の生活を描いて人気がありました。
各家庭には車、家電製品など豊かに揃い、便利な生活の様子が見て取れました。
子供心に羨ましく思えたものです。
当時、私の叔父が船員でしたので、アメリカから親父のお土産にと買ってきた「革ジャンパー」「ロンソンのガスライター」「GEの電気カミソリ」など見るにつけアメリカの豊かさを感じとったものです。
グローバル化、移民、難民で職を奪われた中流階級の人々が没落してしまい、
不満が鬱積していた状況でトランプ氏の暴言とも言われた言葉が響く結果に!
隣、朝鮮半島では政治的絡みから、韓国、北朝鮮、中国の関係に大きな影響がありそう、その関連で日本に外交的な問題が起りそうです。
日本、むかしから朝鮮半島とを関わりが深く、明治に入ってから地政学的にも問題を抱え、国として主権を侵された拉致問題も解決できぬまま今日を至っています。反日でありながら、何かに付けて日本に頼る体質は変わっていません。
とにかく政治的な安定をしてもらいたいものですね。
農業社会から、工業国と変貌した日本、伝統的に神道行事で五穀豊穣、子孫繁栄を祈願してきた思いわかるね。
これからも、安寧な暮らしを願う気持ちは変わりせん。
社会繁栄の元ですから。
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