この本、昭和62年の購入したもの、また書棚から引っ張りだして読んでみました。
最近、前に読んだ本を読み返すことがあります。
結構面白い、年月が経ち、また違った見方で読めるからです。
タイトル「国を思うて何が悪い」の本題に惹かれたことと、帯に書かれた「国を愛したら右翼か?」の文言に関心がいったからです。戦後の風潮として戦前の価値観が否定され私等が育った時期、大和魂、武士道、愛国心、忠義などの言葉、封建的とか軍国主義とか言って非難する、インテリ面した進歩的文化人が幅を利かしていた時代でした。
そんな経験をした著者が、そのアンチテーゼとして書いたものだと思えたのです。
ブログの主題である事例を下記アドレスで参照してください。
http://hamusoku.com/archives/7656558.html
ツイッターの情報から知った記者の無礼!
この写真を見て思い出したことがあります。社会人となって間もなく、仕事である警備を任され、この通路は危険なので通していけないとの指示を受けていたのでした。
ところが、ある新聞社、A社、社旗を付けた車で通ろうとしたので、「通れない」というと、新聞記者だから通せと居丈高にいうものですから、こちらもカチーンと来て通れないというと、不貞腐れて決まり通りの道を行きました。
なんて傲慢だ連中と思い、学生時代左翼暴力学生が思想・信条を通すためにはないもやっても構わないという姿勢を感じ、
不快な思いを思い出しました。
自分を守り育てた国という環境を感謝せず、権力に媚びずを批判することが正義と思い込む「左巻き」。そこには国をよくするための提言をする姿勢(本来のジャーナリズム)は欠落し、盲目的な思想傾倒だけの単細胞としか見えません。
著者阿川弘之はそんな風潮を感じ取って次のように書いています。
ページ31、「礼儀知らずの新聞記者ども」。
「陛下入って来られた時に、起立しないのは日本の新聞記者だけだって? 元首というか、その国の象徴する人に対しては、起立して迎えるのが前の国旗の話とも通ずる国際的な常識だし、礼儀ですがね。日本の新聞記者は陛下に対しても、日本国旗に対しても起立しないんですか。アメリカでやたらに星条旗が目につくのは、もともとうまくまとまるはずがない他民国家を、法とか象徴的な国旗と大統とかいうものでまとめていかないからでしょうね。だからアメリカで暮らしていると、逆に国家というものを強く意識せさるを得なくなるらしい。その「国家」は、自分たち多民族共同体のアメリカ合衆国であると同時に、・・・」
30年ほど前も今も傲慢な連中だな!!
こんな連中が国を悪くする。
教育改革が必要だ。
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