2月中旬、仕入先ガソリンスタンドから「石油製品価格の改定のお願い」と通知が届きました。
円安からガソリンが値上がりしていたのでやはり来たかと。
ただ、値上価格、
ハイオク +5円/㍑
レギュラー +5円/㍑
軽油 +5円/㍑
灯油 +5円/㍑
とあるだけなので、ガソリンスタンドに問い合わせして値上げでいくらになるか確認したところ、回答がありました。ツケ買なので多少割高でも仕方ないと思うのですが。
ネットで埼玉県のレギュラーガソリンの相場を調べるとこんな表が。
(2013年03月02日現在) ネット記事より引用。
現在値 | 147 円 |
平均 | 146 円 |
始値 | 146 円 |
最高値 | 148 円 |
最安値 | 139 円 |
回答の価格が高くかなり開きがありました。
利便性を考えると会社の近くでないと困りますから、致し方ありません。
逆に言えばスタンドに頑張ってもらわないと困る結果に!
通知文には「1月後半より石油製品円安と原油高騰」をその理由として上げていました。
デフレ是正と経済政策が明確に打ち出されてきてから後の反応のようです。
他に値上げの背景に、車の燃費性能向上も一因のようで。
リッター30キロも走れる車が当たり前になりそれに連れて売上も減少傾向、確かにそうですね、スタンドの責任者も嘆いていました。
電話に出た責任者、1ヶ月ほど我慢し通知を出したといっていました。
スタンド経営のここへ来て消防法により、地下タンクの耐用年数が来ているものはタンクを交換しなけらばならずその費用を捻出するだけの収益が見込めないので廃業へ追い込まれる業者も多いとか。
確かに、近辺のガソリンスタンドが次々と廃業している事実も見聞しています。
「・・・一般財団法人自動車検査登録情報協会によると自動車保有台数(軽自動車・二輪車を含む)は、2007年をピークとして2011年(3月末時点)まで4年連続で減少している。利用者減少に伴いガソリンスタンドの価格競争は激しさを増している。また、2010年6月に行われた「危険物の規制に関する規則」の改正(2011年2月施行)によって、40年以上前に埋められた腐食のおそれが高い貯蓄用地下タンクの改修が義務づけられた。改修の猶予期間は2年間で、2013年1月末までに改修せねばならない。対象のタンクを保有するガソリンスタンドは数百万円の費用負担とともに、1ヵ月近い工事期間を要するため、売上減少に悩むスタンドにとっては重すぎる負担となっている。・・・」帝国データバック記事より。
テレビで報じていましたが、都市部ではそんな影響はまだないですが田舎での地域ではスタンドがなくなることで困るお年寄りが多いとか。
暖房に使う灯油を配達してもらっている方など困るでようですね。
ある地域では、住民がタンク交換費用を出資して営業できるように支援したとか。
そう言う意味では、スタンド公共施設とも言えます。
地方行政で何らかの支援をして存続を図る事が望まれて来るのではないでしょうか?。
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