台湾から客人が

去る7月20日朝、NCLフレッシュシステムの設備会社の社長さんから、台湾から友人が来たので塗装工場の見学をさせたい、どうでしょうかと問い合わせのメールが入りました。
客人、台湾で日本の某インクメーカーのエージェントをやっており、塗装関連の業界を知りたくて来日したとの事。
電話で目的を詳しく問い合わせしたところ、塗装ブースを見たいと言い、11時ごろお伺いしますとのこと。
それではお待ちしておりましと返答しました。

昼前になっても来なかったので、電話で連絡を入れると、大渋滞で時刻に着けそうもないので、もう一ヶ所を見てから伺うと予定変更を伝えてきました。
来社した時刻、午後4時を過ぎていました。
本社、塗装ブースを見学を終え、私が居る川越第二工場に、挨拶をし名刺交換を済ませ懇談が始まります。
来日の目的を聞くと、塗装関連の事業を起こしたい思いがあっての事らしく同年と思われる彼ですが、事業意欲の高さに感心しました。
彼には跡継ぎもおり、さらに会社を発展させたいのでしょう。

会話の中では、今回の大震災に際して巨額な義捐金を寄せてくれた事に対し、一日本人として感謝申し上げました。
本当に台湾の人たち、親日的な思いを示してくれました。
今後も友好的にお付き合いしたいお国です。
日本統治時代に今の台湾の礎が出来たことを感謝しているのでしょう。

台湾の産業事情、今の日本に比べれば勢いがあるのでしょうか。
設備会社の社長と知りあった縁は、その会社の顧問をしている人の知り合いという事でした。
川越のはずれにある工場を見学するのも人の縁のなせる業。
面白いものです。

私の人生で、台湾の方と知り合ったのはこれで3回目、最初は飯田町に住んでいた頃の学習塾の先生、大学生でした。
戦後、間もない頃台湾から日本に来ていたのです。留学生だったのでしょう。
2回目は、居合いの稽古をしていた時期、今から10数年前になるでしょうか?、居合い仲間が紹介してくれたスナックのママさんです。
稽古後、そこで飲みながら懇談するのが楽しみとなりました。
また、そこでは中国語の勉強会も行われていましたので、台湾の発音、日本で言えば「50音、あいうえお」に該当するものを覚えました。
台湾では内省、外省人と分けられる事も知り、内省人は従来から住んでいた人たち、外省人は蒋介石とともに戦後中国から移住してきた人たちを指すようです。
客人のご先祖は福建省の出身で、100年ぐらい前に台湾に来たと教えてくれました。
台湾からわざわざ、来日して工場を見学したいと思わせるのも、やはり日本はまだまだ工業先進国として各国から認められているのでしょうか?

 

翻って、我が日本、大震災、放射能汚染と最近は福島、新潟に豪雨と災害が降りかかる中、政府は迷走状態、牛肉セシウム汚染などは無為無策、後手後手の対策ばかり、
明らかに、工場運営で言えば成り行き管理、杜撰な運営と言うものです。
場当たり的に、脱原発と言い出している始末、工業立国として発展してきた日本、モノ造りで繁栄してきました。
その源が、エネルギーである電力でした。
私が子供の頃は6畳一間で、60Wの白熱電球で済ませていた時代に比べると如何に電力が豊富になった事か!

ここに産業社会として発展してきた裏付けがあるのです。
それを一挙に脱原発、それにとって代わる方策があってのことでしょうか?
世論の脱原発の流れを読んで、そのためだけ(椅子の欲しさ)に打ち出しているとしか思えません。

エネルギー政策の見直しはいいでしょう、しかし放射能問題だけに気を取られ、冷静な判断を忘れてはいけないと思うのですが。

首相の座に居続けるためには仲間まで裏切る人、可哀想に海江田さんコケにされました。

拉致問題に取り組むと言いながら北朝鮮とかかわりがある政治団体から違法の献金を受ける人などと報道されています。

前原さんは違法献金の責任をとり大臣の職を辞しています。

原爆記念日には声高に「脱原発」とパホーマンスをするでしょう.

 

ところがこのブログ、書き終えた頃、広島、長崎両市長、平和宣言骨子に「脱原発」を盛らずとありました。

「原子力に代わる再生可能エネルギー開発を進める必要がある」との表現にとどめ、直接的な「脱原発」には踏み込まない。両被爆地とも、菅首相と一定の距離を置く形で足並みをそろえる格好となった。と報道あり。

見識ある対応です。

先手を打ってカンのパホーマンスを抑えたのでしょう。

この報道を聞いて、分かっていたのかと安心しました。

当然かも。

カン、どう動くかな。

なんで、こんな時期に、こんな政権を選んだのか!

指針無く、場当たり的な政治、

果たして今後も日本、工業立国として、発展できるかな?

 

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