復路が争われるその日の午前中、演武会に出かけるまでの時間テレビで駅伝を観戦していました。東洋大、早大でのトップ争いの状況なので興味が持てました。
この時点では東洋大が1位、それを追う早大。
東洋大の市川選手、早大の高野選手六区での競争は抜きつ抜かれつ熾烈で見応えがありました。
カーブに差し掛かる坂道で高野が仕掛けたとき勢い余ってすべり倒れこんだのです。
しかし、すぐに立ち上がり追走して抜き返します。
素肌のままに滑り込んでいたので出血しているのではないか、ダメージはないかと画面に目を凝らして様子を確かめたのですが判りません。しかし走りから見て大丈夫な様子、加速して離していきます。
この様子から早大が勝つのかと思われるほど走りに闘志があふれているのです。
出かける時間が迫ったので観戦をやめて演武会場がある汐留に向かいました。
演武会の見学が済んで帰路に。
池袋について腹拵えとビヤホールで食事をしながらビールを飲み、心地よい酔い加減で東上線準急に乗車しました。
発車時刻が来るまでの間、乗客が増えてきます。
そのうち、同世代の思しき男性2名がほろ酔い加減で乗り込んできました。
電車が走り出し、その2名会話が弾んでいる様子。
どうも駅伝を観戦してきたようです。
私も、テレビ中継を見ていたので結果を知るために携帯で調べると早大が18年ぶりの優勝とありました。
それも史上初の僅差21秒と激戦だったようです。
2人が夢中になって話しているので、その雰囲気につられ私は声を掛けました。
沿道での観戦は初めてとの事、選手はあっという間に目の前を走りぬけるほどのスピードだったと感心していました。
先ほど、結果を確認したのですが早大が18年ぶりの優勝でしたね。
失礼ですが出身校はどちらと訪ねたのです。
そうすると、自慢げに「早稲田」と返ってきました。
嬉々として会話している理由がわかりました。
一方の男性は私より2歳下、もう一方の方は50代の半ばでした。
先輩後輩の仲ですが、どのように知り合ったのですかと尋ねると校友会ですとの事。
校友会活動が早大は盛んなのかと感じた次第です。
私らの学生時代は大学紛争が起こり大変でしたと話すと、2級下の方は同じ時期を過ごしていたのでわかったようです。
私の出身校を告げると、日大は最下位でしたと言うのです。
昔は強かったのですがと弁明しました。
過去12回ほどの優勝はしています。
日大、野球も強かった時代があり、我々の世代だと女優倍賞千恵子の弟が在籍し活躍していたことを思い出し彼らに話しました。
六区での早大高野選手の走りが優勝に導いたと私は考えますがどうですかと聞くと、私たちもそう思いますと言葉が返ってきました。
転びながらもすばやく立ち上がって走った身のこなしを私は評価し、合気道をやっていた経験から考えると受け身がとても上手と思うと話したのです。
彼らも同様、六区での高野選手の好走を称賛していました。
会話は15分ほど続き、彼らが下車する駅に着き、別れ際に50代半ばの男性が私に握手を求めて別れました。
初めて駅伝を見に行って、優勝した現場を見られたことが彼らを高揚させていたのでしょう。
帰路の車中楽しく過ごせた時間となりました。
社長、こんにちは。
あ、いや、年始のご挨拶大変遅くなり失礼しますが、本年も宜しくお願い致します。
昨年から早稲田は波に乗ってますね。ドラフトでも話題になりましたし。
小生、学生時代はアメフトをやっていましたので時々試合を見たりしますが久しぶり
に早稲田が関東1位になりましたから。
ちなみに出身校は、社長の出身校のお隣さんです。。。
こちらこそ、本年もよろしく。
言われる通りですね。
アメフトまでに勢いが波及しているのですか。
テレビで試合を見たりしますがルールがよくわからず、
醍醐味がわかりません。
今度、ルールを教えてください。
景気の方も、早稲田の勢いが波及すればいいですね。
また、コメントお寄せください。
有難うございました。