銀行の営業できた方々と会話していると、明治維新の原動力となった島津斉彬をまったく分からず、近現代史において大きな出来事なので、鹿児島に行った際照国神社を見学した時入手したパンフレットを渡し、読んで感想をコメントしてとお願いしたら感想を書いて来てくれました。
知らなかった分、読んで新鮮に感じたのか、パンフレット以外に、資料などを調べそれぞれ年代に応じた感想を書いてきました。
30年、40年、年下の人の考えを興味深く読ませてもらいました。
本人達にはブログで紹介させてもらうよと了解を頂きました。
ある意味今の日本人が忘れていたことを思い起こさせる効果があったのかと思います。
A氏の感想
「先日は連絡も入れないまま、お約束の時間にお伺いすることができず、大変中し訳ございませんでした,,人として相手の気持ちを常に考え尊重し行動するよう改める所存でございます。
,照國神祉の資料をお借りし島津齊彬公について勉強させて頂き有り難うございます、,
齊彬公は薩摩藩の第11代藩主で島津藩主家の中でただ一人徳川家康の血をひく当主であり
徳川幕府に日の丸を日本船章にすべきだと献策し採用されたということを知りました。
又、1840年中国がアヘン戦争でイギリスに敗れ軍事力の強化では日本の植民地化は
免れないと考え、「人の和はどんな城郭よりも勝る」、人の心を…一つにまとめることが
自主独立を守れるという先見の明に優れ革新的な施策で薩摩藩の富国強兵を図り、ガラス
工芸品(薩摩の紅ビードロ)等産業の充実(殖産興業)を実践し、近代日本の礎を築かれた
大恩人であることを知りました。
又、下記格言の通り、人材発掘・育成も長け、下士階級の西郷隆盛・大久保利通等を
登用し近代的な人材登用策を示し明治寺代を築くことになる人材を育てあげたことを
勉強しました。
・「君主は愛憎で人を判断してはならない」
・「十人が十人とも好む人材は非常事態に対応できないので登用しない」
・「勇断なき人は事を為すことを能わず」
島津齊彬公の生き方から学んだことは、日本人として金融機関人として「衿持」を心の中に
持ち続け、大言壮語な発言はせず、日々地道な努力が必要と考えました。
又、夢・目標を達成するためには忍耐力を鍛え、誠意を持ち続けていくことが必要であると感じました。
今後は現状に満足せず教養を高め進化・成長していく所存でございます。
どうか今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます。」
B氏の感想
「お国のために戦争にのぞむとういうことは同じ世代の若者ですが、
想像することはできません。しかし、それだけの覚悟を持って何かに
立ち向かうとういう精神は、今の自分や若者に欠けているものです。
時代は違いますが、国のため、家族のため、自分のため、理由は違っても
今の若い世代に欠けていることを過去の特攻隊の純粋な思いから
くみ取ることができると思います。
自分白身も私生活や仕事に対しで責任感を持ち、覚悟を持った行動が
できるように心がけます。」
○島津斉彬について
「欧米等の列強が抑し寄せる中、外国船との区別を図るために日の丸を船に
刻印することを幕府に提案し、口本国を強く意識したとあります。また、
「勇断なき人は事を為す能わず」とういう斉彬の格言があります。この二つのことから
感じたことは、日本人らしく、白分らしく生きるためには勇気ある決断を時には必要と
することです。勇気をもって行動、決断することで、白分の個性を築き上げ、誰からの
影響も受けない確固たる信念を持つことができると思います。それを持つことは仕事を
するうえや日本人として生きていくうえでとても重要なことだと思います。」
A氏は立場的には管理職、やはり視点としてそんな目で感想綴っていますね、人事考課に必要な見方考え方を学んだようです。
仕事で現場に立ちリーダーとして自分を成長させるかとなど伸ばすべき資質を挙げていました。
B氏、まだ20代半ば、人間の成長としての視点で綴っています。
>確固たる信念を持つことができると思います。それを持つことは仕事を
するうえや日本人として生きていくうえでとても重要なことだと思います。
この記述読んで、知って貰ってよかったと思う。
特攻隊員の遺書を読んでの感想、覚悟を以て行動しなければと彼らのメッセージを受けとめているのがいいね!
ガンバレー!!!
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