今年は例年になく寒さ厳しい冬のようです。裏日本と呼ばれていた地域は寒波で大雪、凍結で大変な目にあって、ヨーロッパ各地も同様で対策におおわらわです。
マウンテンカップ(エアゾール缶の蓋)コート専門でやっている当社川越第二工場もその寒さで作業に支障が出る始末。
洗浄機の冷却水を冷やすクーリングタワーが凍結して作動不能に。
中に氷塊が出来てしまいました。
凍結防止と一晩動かしたのが裏目に出ました。
工場を立ち上げて24年になりますがこんなこと初めて。
配管が破裂してしまい急遽水道屋さんに修理をお願いしました。
車で通勤していますが、その寒さを実感したのが車の温度計の計測値、-6℃を示した日もありました。
本社工場では、3価クロメート処理装置、循環用配管が凍結です。
それと前処理ラインの槽の水が寒さで冷えて、エッチング槽では反応が鈍くなる始末、電気ヒーターで加温しなければならなくなりました。
当社だけでなく、ほかでも同じような事が起きているのではないでしょうか。
温暖化と言われていますがそれを感じさせない厳しい冬です。
こうなると早く暖かくなってと願うばかり。
想定外の設備トラブルが起こると、余計な時間と、人手と、お金が悲しくなるほどかかりますね。その気持ちは社長にしか分からないような気がします。
本当に今年は寒さ厳しいこと。
本社の中和槽は常温で行うのですが、作業者反応がよくないので薬品の質に問題があるのではとメーカーに電話したくらいです。
メーカーに言われて温度を測ると1℃、他の槽で使っているヒーターで温めることに。
想定外のことばかりが起きました。