タレントふかわ発言

ネットニュースを見ていると、タレントふかわが俳優高岡の発言に共感したのか、ラジオ番組で自身の見解を話したとありました。

 

共感を呼んだのが下記の内容なのでしょう。

「今月(7月)23日に、高岡がツイッター上で韓流ブームに乗るテレビ局に対して自身の考えをつぶやいたことから、所属事務所の退社へと発展した今回の事件。「正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。韓国のTV局かと思う事もしばしば。しーばしーば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど」と持論を展開し、波紋を広げた。・・・・・・・」ネットニュースより。

 

 私、知り合いから、以前よりフィギア浅田真央選手が優勝した時、が表彰場面を意図的に放映しなかったと聞いた事もあり、今回なでしこJapannが世界一になった時も同様に扱いインターネットで騒がれていたので、何故なのかと感じていたところのタイミングで上述のニュースに触れて、なんとなく理解できたのです。

 

各テレビチャンネルを回しても韓国番組の多さには辟易していたものですから。
「韓国のTV局かと思う事もしばしば。」とありますが、俳優高岡も私と同様な思い抱いていたことを知り、この現象、日本人なら誰も思っていたことではないでしょうか。

この発言で彼は俳優としての活動は干されてしまいました。

 

こんなこともありタレントふかわが言及したのでしょう。

 ふかわさんがパーソナリティを務めている、「ROCKETMAN SHOW」(J-WAVE)の2011年7月31日放送回で、高岡さんの騒動について触れられた。

 「 そんな中、高岡は28日に所属事務所から離れたことをツイッターで報告。その後も自身の考えをつぶやき続け、29日に「正直役者をやる事はもう諦めてるかな。何となくわかるでしょ。けど日本は頑張って欲しい」と今後の活動に言及。同時に、自国を愛する思いを強く語ってきた高岡は、日本に対するエールも送った。韓流を強く推すテレビ局の姿勢を批判し、事務所を退社した俳優、高岡蒼甫さんが話題になる中、お笑いタレントのふかわりょうさんが騒動についてコメントし、ネット上で話題になっている。」ネットニュースより。

 

タレントふかわ発言、私が思うに、的を得ている部分があるのです。

次の記述、仕事をしながら肌で感じていたことと想像します。

■「言論統制が行われているような空気感」
 「高岡さんが俳優業を諦める事態にまで発展していることについては、「言論の自由っていうのが、言葉だけは存在しているけど、実際には、凄く閉鎖的で、言論統制が行われているような殺伐とした空気感。村八分社会が未だに続いていて、なんか違うことをやるとやり玉に挙げられる」ネットニュースより。

ここで言論統制という言葉が使われているのに驚きです。

権力がマスコミの言辞に対して文句を言えば「言論の自由と声高に叫ぶ」くせに、マスコミ業界では言論統制に近い環境を作っているのです。

立場上、範を示さなければならい仕事に就いているにもかかわらずです。

これではジャーナリズムの原則に違反しています。

仕事をもらう立場、産業界でいえば、下請けが親企業に条件を飲まなければ仕事がなくなると同様に従わざる負えない。

それは支援するために、法律などを定め、弱い立場の者を支援しています。

 産業社会では中小企業を支援するために、「素形材産業取引ガイドライン・・・・・・要点を言えば、優位的地位にいる親事業者が、下請け事業者に対し不利で一方的取引をさせないようにしようと言うのが骨子です。」と言うように法律を定め地位を保護しているが、タレントふかわが「高岡さんが俳優業を諦める事態にまで発展している」と述べていますが、優位的立場にいる親事業者が追い込んだようなものです。

タレント稼業も大変なようで。

しかし、芸能界の慣例を知りながらの発言は覚悟の上だったのでしょう。

 

さらにタレントふかわは続けます。
「 その後、「本当か分からない」としながらも、例えば「あるテレビ局」が韓国政府からK-POPを流すようお金をもらい、さらに楽曲の権利も持っていて、K-POP歌手が売れれば売れるほど、テレビ局にお金が入る仕組みがあったとして、「だからその局がK-POPをバンバン流すというのは駄目なことか」と問題提起する。」ネットニュースより。

このような記事を読むと、なるほどそれで韓国の歌手がまたぞろ出るようになったのかと理解されます。

このような事情、業界にいなければ良くわからないことだし、推測できた事柄なのだと思います。

ですから、他のタレントもわかっているのですが、生活を考えれば発言出来ない内容なのでしょう。

 

次の記述も、タレントふかわの見識を示すものと、感じ入った次第です。
■CMを流すのとは違うと指摘
ふかわさんは「法律はない」とするも、「影響力がある公共の電波を用いて一企業の私腹を肥やすやり方を推進するのは違反なことだと思う」と指摘。さらに、ある局がお金をもらってK-POPのCMを流すのと、番組の中で流れるのは「決定的に違う」とし、
 「CMだったら視聴者はCMとして受け止めるけど、番組で取り上げるのは世の中の現象がこうなっているかのように偽装している。そこにメディアの大事な境界線がある」「刷り込みとかって、僕らはまだ判断できるけど、小中学生はそれが全てになってしまうから」ネットニュースより。
この辺の記述になると、なまじテレビ局の解説者より鋭く社会のあり方を提言して、健全な報道でなければと真剣に危惧している思いが伝わってきます。

 

これを読んでタレントふかわの印象が一変しました。

しっかりとした社会観、国家観がある様に思えます。

本来、ジャーナリストとしての役割がある報道側の解説者がこうあるべきなのでしょうが、例の「優位的地位にいる親事業者が」それを封じ込める可能性はマスコミ界にはあるのでは。

さらに続け、下記の様に締めくくっています。 

 「今回の騒動で、「テレビは時代を映すものではなくなった」と感じたといい、「完全に終わったなと思った」「テレビの画面を通して世界を見てたら、自分が痛い目に遭う時代になっちゃった」。かつて、時代を見るために映画館に行く人がいなくなったように「テレビの役目が変わった」とする。騒動の結論としては、「言いたくなる気持ちも分かるけど、批判しても結果的にあんまいいことない。我慢して自分の世界を突き進むのが正解な気がする」と話している。」ネットニュースより。

テレビのニュース解説者に読ませたい内容です。

ジャーナリスト気取りで、批評してインテリぶっていますが、タレントふかわを見習えと言いたいです。

「ふかわさんの話はネット上で大きな話題となり、「説得力ありすぎ」「凄い言葉を選んでるね」「よく言ったふかわ 完全に応援する」といったものや、「言ってることは正論で真っ当だが、ふかわはこの件に関わるな。潰される可能性がリアルにあるとか異常な状態だからな」と心配する書き込みが寄せられている。」ネットニュースより。

今の世情から見て、当然の反応かもしれません。

※問題の本質は、公共性の高い電波を扱う会社の姿勢ではないでしょうか。

 偏向報道こそ問題なのです。

 ジャーナリズムの欠如です。

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