36年式アメ車・ダッジのレストア!

昨日、地上波、CS、BSと面白い番組はないかと探すと、アメリカの車 ダッジのレストアの番組をみつけて観ることに。

ダッジは子供の頃、目にした懐かしい車。

家の前が目白通り、様々な車、オートバイを見掛けていた経験もあり興味が湧いてきました。

昭和20年代の頃になります。

それに、家の近所に自動車修理工場があり、アメリカの自動車と思われるものを何度も目にすることも。

注文主、曽祖父の時代から代々受け継がれて80年、ふたたび乗れるようにしてみたいとの動機、さすがアメリカ、車に対する思い入れは強いんでしょうね。

3ヶ月間を要しての作業です。

塗装を生業としている私、塗装作業などにも関心がありその点に注目しました。

先ずは、ボディーの塗装です。

ボディーを回転できるような装置を使い、塗装作業の効率化を図っていました。

 

 

素敵な塗装ブースですね。

この様に回転できるようにすればスプレー作業に死角が出来ず楽に塗装できます。

被塗物によって、塗装治具、装置を工夫して対応していますね。

当社は、中物、小物が主ですが、やはり同じように被塗物の形状、大きさにより塗装方法は変えています。

そして、計器類が付くパネルは板が使われていたので、その面の木目出しの塗装の方法も独特で、掌に塗料を塗りつけ押し当てて模様出しをしていました。

工夫の一つですね。

仕上がりはこうなりました。

木目調に仕上げた部品にクリアー塗装。

 

ドアの枠に塗られている様に、パネルも仕上がっていました。

フェイクではありますが、質感が木目調になっています。

4代にわたり使われるダッジ、素敵なお話です。

 

仕上がりは素晴らしいものです。

子供の頃に観たダッジと一緒で、乗り降りのスッテプ、そしてスペアタイヤの収納ケース、そして車輪のカバー、目玉のようなライト、こうなると古くても、斬新なデザインに見えてきます。

内装もいいですね。

車載装置は当然、今風に、音響装置、クーラー付、注文主はこの仕上がりに大感激です。

家族ともにドライブを楽しみたいと語っていました。

4代にわたり、同じ歴史を共有しながらのドライブ、それは家族の絆を強めることにもつながるでしょう。

新しい国だからこそ、このように大切にするのでしょう。

自動車王国の一端をみる機会でした。

 

 

 

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