(有)フジ美術塗装工業所(旧名)に入社して、仕事をするようになり、専門的な知識が必要と感じていた頃、新聞の広告からその存在をしり購入した技術書、A4サイズで672頁にもなるボリュウムのある本でした。塗装技術に必要な知識が網羅され、且つ広範な知識が要る仕事と知らされてから、この本を傍において仕事をしていました。
塗装の仕事をしっかりとやるためには勉強しないといけないのだと教えて貰らえた切っ掛けにもなりました。
塗装トラブルが起きた時、その解決策の糸口を見つけるのに大変役に立った本です。
当社の場合ですと、鋳造品が主なのでその製造過程を熟知する必要があり、前処理技術に於いてその手立てを構築するために、薬品メーカーの技術担当者のアドバイスを受ける頻度も多くその用語を知る上でも役に立った技術書でした。
今後も必要とされる本、装丁の修理をしなければと以前から考えていたので、検索サイトから「本装丁修理」とやるとその仕事を請け負う会社が見つかりました。
便利ですね、メールで連絡があり、見積もりを見ると妥当なお値段、すぐに郵送して依頼しました。
修理内容、
- 綴じ直し
- 表紙は厚手の布クロスで制作
- 表題は、金箔押で明朝体に
- 天地小口の化粧裁断
この内容から綺麗になると想像が付きつきます。
インターネットの発達から、修理業者もすぐに見つかり便利になりました。
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