都合で、一昨年、昨年と出席できず、3年ぶりとなりました。
小学校は靖国神社の側にあり、千代田区の中心にあります。
今は、建て直しをされて、すっかり昔とは違っていますが、通学当時からある洋館があり当時をしのばせます。
場所は、谷中の日本料理屋さんで行われました。
企画の中に、谷中散策もあり申し込んでみたら私一人、幹事が付きあってくれました。
谷根千、2年ほど前に散策していましたが、まだ見る所があるので、折角なので参加した次第。
歩くと、やはりご時勢なのか外人観光客が目立ちました。
最初に向かったのが、「朝倉彫塑館」、増築を昭和3年から始め、現在の建物になったのが昭和10年と館員が言っていました。
とても大きく広く、中庭には池があり、金色の鯉が泳いでおり、かなりの資産家と感じます。
有名な彫刻家だったのでしょう。
作品の圧巻は、「小村寿太郎」の像、見上げるほどの大きさでした。
日露戦争時、ポーツマスでの外交交渉が有名ですね。
薄氷を踏む思いで臨んだことでしょう。
何ってたって日本、戦費も枯渇し戦争継続不能の状況での交渉でしたから。
行く手前にあった、せんべい屋さん、昔ながらの店構え今はやりの「昭和レトロ」がにじみ出ています。
鑑賞を済ませ、さらに目的地である千駄木駅近辺へと足を運び、つれづれに見て回ると噂通りお寺さんの多い事、まずはお参りと、笠森稲荷へ!
立派です。勝海舟と西郷隆盛の江戸無血開城の立役者、一刀流の達人であり、明治天皇陛下の御養育がかりも務め上げた人格者でもあります。
このお寺にあった金色の観音像は彫刻家で有名な「北村西望」が造ったようで、その説明書きの碑がありました。長崎に建った「平和の像」の作者ですね。
彼の作った詩で、「たゆまざる、歩みおそろしかたつむり」は26年ほど前に知り、感銘を受けた人です。長寿な方だと記憶しています。
道端に咲いて居た花、花の名前が分からず、地元の人に聞くと「わからない」との返事、なんという花だろうか?
そして開催場所へ、
隣には、テレビで何度か紹介された指人形屋さんがありました。
古民家を改築して、開業して6年だそうです。
風情から昔からやっていたような印象を持ちました。
そして、ガラス窓越しに芸者風の着物姿を目が行きました。
どうやら観光客相手に着物を着せるサービスがあるようです。
そしてクラス会、準備が整うまで、待合室で先生と久しぶりの懇談、
ご高齢で足が多少不自由になってはおられましたが、お声は当時のままで、甲高く通るお声でした。
先生を含め10名ほどですが、生徒であった我々古希になる年となりましたが、こんなに長く続くクラス会は楽しい物でした。
先生には、今勉強している、中朝事実などを話、また、教育勅語との関連性などをお聞きしようと思っています。
今でも、壁に「教育勅語」を掲げているそうです。さすが、師範学校出身の教師と再認識しました。
素敵なクラス会です。
社長、ご無沙汰しています。
かつての旧友と今でも会合出来るというのは、とても素晴らしいですね。うらやましい限りです。
ちなみに、写真に撮影した花は「タチアオイ」という花だと思います。初夏によく見る花ですね。
「葵の御紋」の図案となった葵とは違うと思います。
コメント有難うございます。
先生が素晴らしい人で、「聖職」として自覚を持った教師でした。その思いが生徒にも伝わり、こんなに長くクラス会が続くのだと思っています。
途中、途切れたりもしましたが、先生に会いたいと言う思いがあればこそと感じています。
先生には、社会人になってからも折に触れ、ご指導を頂き感謝しています。
花の名を教えてくれて有難う、「タチアオイ」ですか!
谷中には大勢の外国人観光客が訪れていました。航空料金が安くなっている事が理由かな?