JR信濃町駅をおりて開催場所である聖徳記念絵画館へ向かう。
道は案内図で確認したのですが遠回りしたようで、国立競技場から絵画館へと向かいました。
以前神宮外苑に来たことはありますが記憶にあるのが、東京オリンピック開会式予行演習があると記事で読み行ったが誤報という事で肩透かしを食らったこと、そしてサッカー試合の観戦の為に来たことですかね。
遠き過去です。
そんな感慨を持ちながら会場へと。
報道などで「絵画館前」とよく耳にしましたが、来たのは初めて、荘厳で重厚な建築物を感心しながら入り口へと。
大勢の見学者が展示されている高級時計を鑑賞していました。
さらに会場への奥へ進むと大きな絵画が飾ってあります。
嘉永から明治へと近代国家へ歩む変遷を絵画で展示していました。
高級時計は、そんな大きな絵画の前に陳列されているので、更なる存在が引き立つことに。
展示場に絵画館を使うことで、ブランドイメージが輝くようです。
絵画館のパンフレットを読むと明治天皇、照憲皇太后様の御事績を描いた壁画80枚が云々と説明されていました。
陛下、皇太后様の御遺徳を偲ぶに十分な展示でした。
もう一度行こうかと思いました。
パテックフィリップの高級時計、その175年の歴史の中で育まれた時計、出来栄えに圧倒されました。
100数十年前に造られたとは思えない、今でも使えるのではと感じさせ、その精巧さに驚きました。
懐中時計、ペンダント時計がほとんどで、ブレスレットに取り付けた時計を最初の腕時計と紹介していました。
19世紀、今ほど時間を意識せずゆったりと過ごしていたと思います。そんな時代、この時計を観ると実用より装飾、もしくはステイタスの為に貴族達が好んで持ったような印象が湧いてきました。
精巧、精密で、装飾には宝石がふんだんに使われています。庶民などがとても手に出来ない高価な品だったのでしょうね。
中にはカレンダー付の時計も1世紀以上前にあったのかと、これまた驚きでした。
凄いなーと、感嘆した時計鑑賞でした。
展示物の時計には、キュリー夫人のペンダントウォッチ、露軍の将軍クロパトキンの懐中時計もありました。
後々回収したのかな!
重厚、且つ豪華な展示会でした。
展示のレイアウトで時計の所有者、時計の説明が記して有りました。
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