震災がれき処理どうする!!。

ニュースで東京都に震災がれきを受け入れに対してメールが3000件以上寄せられていると言う。
石原都知事は苦情が寄せられている状況に『黙れ』と言えばよいと報じていました。

「岩手・宮古市から震災がれきを受け入れた東京都に苦情が相次いでいることに対して、石原 慎太郎知事が一喝した。
石原知事は4日午後3時すぎ、「『黙れ』って言えばいいんですよ、そんなの。誰がそれでどうするの? 力のあるところが手伝わなくちゃ、しょうがないじゃないですか」と述べた。震災がれきの受け入れをめぐって、東京都には、4日までに3,000件以上の意見が寄せられ、
そのうちの9割以上は、受け入れに反対の意見だという。
東京都では、今後も苦情や不安などに対して、丁寧に説明をしていくとしている」ネットニュースより。

 

3000件以上の内9割が受け入れ反対。
約2700人の人が反対という訳です。
都も被害を受けた宮古市で処理が間に合わないので、手を差し伸べたのです。
困っている地域の人々を助けなければとの判断です。
反対する人に「『黙れ』と言えば良い」と言う考え、リーダーとして非常時には的を射た意思決定と思えました。

 

最近、感じていたことです放射能汚染があるからと少数の市民のメール抗議で花火大会が中止させられた事があります。
行政の担当者、市民の顔色を伺いそんな理由で楽しみにしている花火大会を中止しています。
都の様に、きっちりとデータを示し安全性は大丈夫だくらいの姿勢を見せてもいいのでは。
事なかれ主義の役人に比べれば、責任を負う決意、知事としての職務を全うに果たしていると思えます。
石原慎太郎氏自身の性格、人生観が如実に表れた判断と感じます。

 

反対している人の中には、募金をしている人もいるでしょうが、実際がれきを受け入れる段になるとそれは困ると言う訳です。
今、日本は敗戦時に受けたダメージと同等、もしくはそれ以上かもしれません。
エゴは出さず、国中で手を取り合って事にあたる非常時なのではないでしょうか。
「東北3県のがれき推計量は、約2,260万トン(岩手県約440万トン、宮城県約1,590万トン、福島県約230万トン)であり、
これは阪神・淡路大震災の1.6倍、全国の年間一般廃棄物総量の2分の1に相当する(東京新聞2011.6.25)。」出典:インターネット記事。

 

7ヶ月以上たっている状況でも、まだまだがれきが多く残っているのです。
これは東北3県では処理しきれない量でしょう。
東京都が先鞭を付けています。
これに続く自治体が出ることを期待します。
埼玉県はどうなのかな~。

 

コメントが 2件あります

  1. 米の祝福さんより2011年11月9日7:19 PM

    社長、こんにちは。
    >埼玉県では全63市町村と20のごみ処理組合が、環境省に対し、「受け入れは困難」と10月に回答していたことがわかった。上田知事は、がれき処理に責任を持つ国の情報提供と世論形成が不十分だと強調。「住民の反発が強い中で説得しても、理解が得られない」と述べた。(ネット記事より引用)
    だそうですよ。
    確かにむやみに放射性物質に汚染された(とおぼしき)ものを拡散するわけにも
    いかないでしょうが、瓦礫はそれだけじゃありませんからねぇ。
    皆、疑心暗鬼になっていて発表される情報が信用出来ないのも問題ですね。
    まあ、そういう状態にしてしまったのは、国、東電、なんでしょうけどね。

  2. 上野2011年11月9日8:03 PM

    米の祝福さん!
    そうでしたか、埼玉県は受け入れ拒否ですか。
    瓦礫処理、時間が掛かるでしょうね。
    東北3県、頼らず腹を括ってやる覚悟でいるのでしょうか。
    実際に瓦礫を見るとどんな思いが去来するかな。
    この大震災の被害を目にし、記憶にとどめて置く必要があるかもね。

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