当社のボイラーのメンテナンスを担当している会社の専務さんが暑中見舞いの挨拶で来てくれました。盆暮れには律儀に挨拶に来てくれる気のいい方です。
もう一つ来てくれる理由として挙げるとしたら、私が大学3級上の先輩にあたる事、部活が私が合気道部、彼が体育会の柔道部である事で、互いに話が合うのです。
会話の中で、今日(08.01)執筆したブログで扱った若者とその上司の話をし、その内容はデリカシー、ニュアンスを持ち合わせていない人が増えていると嘆いた事からでした。
※デリカシー:カタカナ言葉の「デリカシー」は英語の「delicacy」に由来しています。. 「delicacy」も、神経が細かいことや気配りといった意味のため、日本語の「デリカシー」と大差ありません。. さらに語源をたどると英語の「delicacy」は、「繊細な」という意味を表す形容詞「デリケート(delicate)」が名詞化したものです。
※ニュアンス:(表現・感情・色彩などの)微妙な意味合いや色合い。また,そのわずかな差異。ネットより。
そんな話をすると、実はうちの会社でもと前置きして話した内容に驚きました。その方の20年前の経験談で、正社員として採用した人が遅刻をし、悪びれる様子もなく詫びも入れないというのです。
要は遅刻しても平然とし上司に遅刻の言い訳もしないと言うのです。
専務さん、会社の始業時間に遅れることはよくないことだからと諭し改めるように注意したそうです。
注意した以降は、始業時間に遅れそうになると走ってくるようになったとか。
本人が今まで遅刻良くないと理解していなかった証と専務は言うのです。
20数年生きて来て遅刻をして叱られたことが無いのでしょうか?。
このブログを書くに当り2度ほど専務さんに確認しましたが間違いないというのです。
年齢的には20代半ば、俄かに信じがたいことでしたが、そのような状況を聞けばそうだとしか思えません。
でも、私の経験から判断して、起こり得ることと想像します。
スタッフに次のような事を話したことがあります。
勤める以上、働きの代価として 給与が貰えるのであり、会社はその責務を全うしてもらっていることが前提なのだ。
だから職務(責任)の内容が問われるのだと。
以前、当社のスタッフに自覚を促すために朝礼で話した言葉です。
今時(平成14、5年頃)に採用した者に対し「会社は金が貰える所」との風潮があると老スタッフが言った言葉に納得していた面がありましたから。
私の会社での経験では、平成半ばになって採用した若者に装置のプッシャーの清掃を指示したのですが、ちゃんとやっているかと確認すると見えている部分は奇麗にするのですが裏側はやっていない。清掃の意は彼にとっては見える部分と思ったのでしょう。
この辺が今時の若者と思い、気を利かし裏も清掃しなければとは思いつかないのかと叱責した経験があります。
指示待ち型、マニュアル型などと呼ばれるような働き方になってしまって居るのではと思います。
遅刻が悪いと思わなかった人がいたという話、信じる信じないはあなた次第です。
いろんな人を採用し使ってきましたが、さすがにそんな人とは出会っていません。
「事実は小説より奇なり」ではないでしょうか!
だた、言えることは団塊世代のジュニアとして育ったことが共通しています。
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