その日の夜、最近は早く寝る習慣が付き、8時半過ぎに床に就いて間もなく全身にわずかな揺れの気配を感じたぐらいなので気のせいかと眠りについて、明朝、15日テレビニュースを観ると益城町の被害状況が流れ、かなり大きな地震と分かりました。東日本大震災から5年が経って「またか」との思いになりました。ネットで検索したら平成になってからは大地震、熊本地震で16回目となりますね。
改めて見返すと、いかに日本が地震国だと思い知らされます。
約1.8年に1回の割合。
この時点で死亡との報道で9名と、人的は被害を大きくなく、思うほどではないのかなと思っていましたが、
16日、再び大きな地震、気象庁ではこれが本震と報じていました。
それ以降の報道では甚大な被害、そして被害者たちは何度も続く余震に怯えて今も続いています。
新聞は連日一面で状況を報じています。
17日の時点で死者は41人に増え、被害が大きくなっていることを伝えています。
ネット記事では、一連の余震410回、これでは体感的には連続して揺れている感じになるでしょう。
そして観測史上まれなケースとの報道、津波の発生がないだけで地震被害では5年前の3・11より大きな地震ではないでしょうか。M7.3ですが、震度7が記録され、さらに震度6クラスが続発とあります。
47年前熊本に数ヵ月いた事があり、熊本城など見る機会がありましたが、城壁が崩れ、瓦が崩落していました。西南戦争以来の壊れ様になりますか。
熊本に住んでいる方が口々に初めてだといっていましたが、この1世紀にはなかったのかな?
政府も急遽、陸自の増員を行い、25000人規模で災害復旧に当たるとの事、食事も70万食を用意して救助に当たります。
また、支援募金も、SNS、コンビニ、ボランティアを通じて実施し救援に努めています。東日本大震災同様、被害者も戸惑いながらも、冷静に対応されています。
今回は、前回の3・11と同様、自衛隊は素早く対応して救助に当たっていますが、阪神淡路大震災の時は時の首相の判断が遅れて、多く犠牲者が多く出たと聞いています。
充分反省が活きていますね!
戦後だけで観て、何回地震に見舞われているのでしょうか?
もっと言えば、この日本火山列島と言われ、地震が絶えない国、有史以来何度も大地震と噴火、そして津波に見舞われながらもこの地を離れず生きている事を実感します。
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