東京奄美サンシン会 第18回発表会

10月13日、南大塚地域文化創造館で開催されました。

当時、台風19号の影響で入場者はいつもより、少なく100人程となりましたが、悪天候にも関わらがず来場くださる方々、奄美民謡に強い関心があるということも言えます。

それが証明されたのは、フィナーレを飾る演目に皆さんが踊りに参加して大変な盛り上がりでした。

私は2年ぶりの参加です。

「くるだんど節」を唄ったのですが、当初アカペラで歌うと決めていたのですが、急遽ある方の指示で稽古仲間から連絡があり「つねちゃんの伴奏だから」と引き受けたというのです。

えぇーと思いつつも、先輩からのお話なので断ることもできず一緒に稽古をすることになりました。

先ずは、池袋のカラオケで練習です。

声ならしということで。奄美の歌謡曲を歌い、私は若い頃に覚えて歌を歌って声を慣らした後、稽古に入りました。

先輩、歌ってと促しながら自分の声にあうキーを探します。

どうやら「一本」らしく、それに合わせて何度も繰り返し歌います。

声の調子を聞きながら、キーを高くしていきます。

裏声、フォルセットを引き出すのが狙いのようで稽古をつけてくれます。

私も、つられて声を出しますが、そのうち高い声が出て来るようになってきます。

なるほどと思いつつ成果を感じて稽古は終了。

もう一度お願いしますと言って指導をお願いして置きました。

それなりに手応えを感じていたので。

そして11日、また連絡が入り同じカラオケ屋で稽古、前回と同様稽古に手ごたえを感じつつ13日の発表会を迎えました。

その日、また先輩から指示、発声練習をして来いと言うのです。どこでと言うとトイレでやれと!

誰もいないので大きな声で歌いこむこと20分、それが済むと舞台で稽古、先輩の狙いお囃子を担当する人の声に合うキーで稽古させるのです。

突然の変更、戸惑いながらも付いていくと声が出るようなってきて、本番では「3本」と歌うことになりました。

出だしサンシンの音に合うかと、不安を感じながら何度も出だしのキーを確認、そして本番、やはり出だし多少狂いが生じたもののそれ以降3本で歌えたのです。

奄美の唄、特に男性は裏声を出すために高い声を稽古するのですが、本番でできたことに満足でした。

先輩と稽古することで、より民謡を歌う技術課題が明確になって来たのが今回の成果でした。

それと伴奏をしてもらい、歌だけに専念したのが良かったと思います。

弾きながら歌うと歌に集中できない面がでてしまいます。

ご指導有難うございました。

発表会の様子です。

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会主が「いそかな節」「島かんつめ節」を唄います。

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特別参加、ネパールの舞踊、踊り手は21才の女の子、奄美出身の方がやっている居酒屋で働いているとか。

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伊是名の会、毎年参加しています。会主の娘さんが出演してます。

そして最後にみんなが参加して踊りです。

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そして終了後の打ち上げ、台風で中止とのアナウンスにもかかわらず、大勢の人が居酒屋に参集、みなさんこれを楽しみにしていたようで!?

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2014101409050000.jpg3人並んでハゲ自慢、この打ち上げみなさん心から楽しんでいます。

奄美出身、同じ郷土で育ち、奄美民謡を愛しています。

「くるだんど節」を朝から稽古し多少疲れもあってのですが、楽しく過ごせました。

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