アメリカ大統領選どうなるのか!

毎回、大統領選は日本のメディアは注視して報道するので関心が自然と向いていきます。

ふと、アメリカ大統領の名を浮かべると、次々と名が浮かんできます。ワシントン、リンカーン、ルーズベルト、トルーマン、アイゼンハワー、ケネディー、ジョンソン、ニクソン、レーガン、クリントン、ブッシュ、オバマと。

ところが、私の場合、ヨーロッパとなるとチトー、ドゴールとしか浮かんできません。

それだけ、アメリカに関わる報道の時間が割かれていることの証しでは?

アメリカ大統領と言えば、暗殺の印象があります。それだけ主義主張のぶつかり合いが激しく、銃社会ではの様相を呈しています。

従い大統領の警護は物々しいです。

選挙ですが日本側から見ると大統領選がお祭り騒ぎのような盛り上がりを見せるので、関心度の高さを感じます。現在、民主党候補はヒラリーさん、共和党ではトランプ氏が今の所優位に立っていますが、ワシントンポストの社説には、トランプ氏阻止の記事がのったり、共和党内ではトランプ氏を引きずり落とそうとの内輪もめが起っているようです。

調査によればと言っていましたが、共和党トランプ氏が立てば民主党ヒラリー氏が優勢とか、そんな背景があるために揉めている様です。

トランプ氏が何故、人気を集め支持者が増えているのかといえば、報道関連に拠れば「主張」が極端な政策を掲げていても、それに賛同する国民が居るからだそうです。

最近の記事でも次のように報じています。

「・・・ 米国大統領選挙の指名争いで、旋風を巻き起こしている共和党のドナルド・トランプ氏。暴言王とも揶揄されながら、予備選では勝利を重ね、全国的な情勢調査でも首位に。日本人からは理解しがたい、この現象の裏には何があるのか――。

「日本の学校では、ニュースを理解する教養を教えてくれない」と語るのは人気予備校講師の茂木誠氏。『報道2001』や『久米書店』(3月13日18時より放送予定)に出演、 近著『ニュースのなぜ?は世界史に学べ』も好評の茂木氏が語る、今回の大統領候補、指名争いのキモとは。日本人にはなかなか理解できない「共和党」の支持基盤について、世界史から解説する。

「オバマの次」を決める2016年大統領選挙。事前の予想では、元大統領夫人のヒラリー・クリントン(民主党)と、元大統領の弟であるジェブ=ブッシュ(共和党)が両党の候補となり、クリントン家VSブッシュ家の宿命の対決になると思われていました。

ところが、指導力不足のジェブ=ブッシュがまさかの選挙戦撤退。代わりに共和党候補として急浮上したのは、政治家としてのキャリアがゼロの「不動産王」ドナルド・トランプ。日本でいえば、ホリエモンさんや楽天の三木谷さんが総理候補になるような話です。

もうひとつ、今回の選挙を引っ掻き回しているのが、民主党のバーニー・サンダース。この自称社会主義者の一見パッとしないおじいちゃんが口を開くと、若者たちが熱狂するという怪現象が起こります。ヒラリーが足元をすくわれる恐れがあり、混沌としてきました。

トランプは「不法移民を追放する。メキシコ国境に長城を作る」という超タカ派。サンダースは「金持ちに増税する。大学まで学費をタダにする」という超リベラル。

政策は真逆ですが、2人とも今の米国社会の病理を映す鏡だと私は思います。

2008年のリーマン・ショックに始まる株や不動産のバブル崩壊で、米国社会は2つに分裂しました。うまく逃げ切った富裕層と、逃げ遅れた低所得者層との二極分化です。

2008年の大統領選で、低所得者層は演説の抜群にうまいオバマに投票しました。あの時の大統領選は、「これで米国はチェインジできる!」という夢を見させてくれました。

それから8年経ってほとんど何も変わらず、医療保険制度改革を仕上げたあとのオバマは、政治そのものに情熱を失っているようにも見えます。

サンダースの政策は、「オバマができなかったことをわしがやる!」ということ。ヒラリーはその場その場で言うことがころころ変わるので信用できない。そう考える、かつてオバマを支持した低所得者層が、ヒラリーよりもサンダースに流れています。

いま欧州では、シリア難民に紛れて経済難民(移民)が殺到して治安や失業問題が深刻し、「国境線をなくそう」というEUの理想をかなぐり捨てた各国は、国境にフェンスで「壁」を築き始めています。

同じことが米国でも起こっていて、隣国メキシコやカリブ海諸国から、ヒスパニック(スペイン語を話す人々)の移民が不法移民として流入しています。治安や失業の深刻化が予想されますが、それを恐れるのは米国の富裕層ではなく、低所得者層なのです。「国境に壁を築いてヒスパニックを入れない!」というトランプの主張は、彼らから熱狂的に支持されているのです。

トランプ現象とサンダース現象は、「同じコインの表と裏」、といえるでしょう。・・・」ネット記事より。

誰が大統領になるか、日本にも外交政策、経済にも大きな影響があり、新たな対応が必要となるのでしょう。

アメリカ、20~30代の投票によっては、かなり大統領選に影響を与えるらしいです。

投票は力、政治家を糺す行為と位置付けるアメリカがどんな判断を下すのか!!

 

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