先月、23日に開催された賀詞交歓会に参加、団体関連の賀詞交歓会では最後の行事、新年気分が失せた時期ですが同業者との情報交換の場となります。
理事長が挨拶に立ち、組合活動への協力の感謝を述べ、続いて民主政権から自民党への政権移行「アベノミクス」デフレ是正に期待すると同時に、円安が進むにつれ原材料の値上がりを懸念していました。東京オリンピック2020の誘致にも期待感を持っているようでした。
事務局に新たにスッタフを入れ活動を強化していくとも述べていました。
確かに、49年前の東京オリンピックのあの「高揚感」が懐かしく、また同じ雰囲気に浸りたいと思う気持ちわかりますね。
今振り返れば、戦後20年も立っていない時期にあれだけの事が出来た日本、凄いことだったと思い起こされます。
若い人から見れば歴史の1ページで実感は湧かないでしょう。
次に 東京都中小企業団体中央会の支援事務局からも来賓として招かれた方が挨拶、その団体の趣旨説明に時間をかけていました。
配られたパンフレットに拠ると、「都内ものづくり産業の競争力強化を図るため、中小製造業が自ら保有する基盤産業技術の高度化、高付加価値に向けた技術開発の取組」を支援するとありました。
助成対象に塗装もありましたが、どのような取り組みをしたらいいかは事業者が立案して企画を申請する事が求められますが、どのような取り組みをしたらいいか思案のしどころですか。
次に都立産業技術開発研究センターの来賓挨拶、
表面技術グループの責任者、国が支援する「サポイン」の取り組みについて組合が関わった話をしていました。
正式な呼称は「サポーティングインダストリー (ものづくり基盤技術) 」、当初「塗装」は対象外だったのを国に認めさせる活動に取組、当組合の塗装工場がその認定を受けた経緯を語っていました。
国から予算1億円あり、その助成の一部を受けること出来たようです。
宴が進み、参加者が動き席を離れ交流が始まります。
私の隣に来たのが、当社が導入した「NCLフレッシュシステム」を開発したメーカーの社長、隣席の社長と装置についての説明から歓談が弾み結構盛り上がっていました。
塗装屋にとっては「公害対策」は関心のあるところ、新たに開発した「脱臭装置」にも触れ売り込んでいました。
用途開発から生まれた新技術、数社が納入して実績もあるようです。
中国では今、「大気汚染」「地下水汚染」等、大問題になっていますが、半世紀前の日本も同様でしたが真剣な取り組みをした結果なくなりました。
しかし、現在でも環境保全はメーカーに義務付けられて取り組まれています。
ですから、塗装業界でも新たな公害対策装置に関心が行くのでしょう。
当社も、作業環境、環境保全の改善のため、その新装置を導入したい次第です。
中国、日本を見習って欲しいもの、被害を被るのは自国だけではないのですから。
日本では今、中国が汚染した大気対策に追われています。
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