どうやら、奄美民謡を稽古していることをホームページから知り送ってくれたようです。
わざわざ有難うございます。
会場は、北とぴあさくらホール、開演12時でした。
開演前11時30分に着いたのですが、入場者が列をなしていました。
ホールも大きく毎年盛大に行われている様子、都内在住の沖縄出身者が大半なのでしょう。
北とぴあ玄関。
入口に並ぶ入場者、印象としてこれほど大勢の人がいるとは想像を超えていました。
さくらホールの収容人員1300人です。
ほぼ満席状態でした。
県人会の方々が盛り立てている様子が見て取れます。
プログラムを見ると、沖縄芸能を継承している組織がたくさんあり、関連団体が協力して開催しているようです。
開演前の様子、アナウンスで場内の写真撮影は禁止との事、舞台を撮影しようと思っていたのですが断念。
第一部の最初は斉唱です。
舞台に演者が100人以上参加しての演目、沖縄民謡独特のゆったりとして調べに合わせての唄いです。
鳴り物、サンシン、太鼓、箏、横笛、胡弓と楽器の多さが奄美民謡と違うところ、奄美民謡、チジン、サンシンだけです。
宮廷でもてなしをするために舞踊は行われていたと聞いていますが成程と思いました。
撮影ができないという事で、会場外にあったモニターから撮影してみました。
第二部の一番の演目、斉唱と舞踊、やはり演者100以上で行われていました。
入場料3500円を取っていますが、出演者稽古量、練度において豊富さを伺えさせるものを感じさせてくれて納得です。
私が通う奄美民謡教室は月2回、パフォーマンスから週何回かの稽古をしていると思われます。
これほど大勢の出演者がそろってサンシンを弾き、唄を披露するのですが、不安なく観れることから稽古を熱心にやっているのでしょう。
会場内の様子、
子供たちのビデオレターがモニターに流れていました。
売店では沖縄の名産を販売しており、ここで昼食にと「うず巻パン」と「オリオンビール」を買いました。
沖縄出身者にしてみれば楽しいイベントなのでしょう。
休憩の合間に、休憩室で食事をするため相席となったご婦人と会話する機会がありました。
一人の方、曲調がゆったりとしているため眠気が襲ったと言い、一緒に来た家内も寝ていました。
私の印象、聞く曲皆同じに聞こえますと話すと、言葉もわからないので私もそうなのですと。
もう一人の方は、沖縄舞踊を稽古されているようで、効能として偏平足が治ったと言っていました。
ゆったりと動く踊りですが、中腰ですり足で踊るので見た目より体はきついのではないですかね。
喫煙室で聴いた話ですが、今までは九段会館で行われていたと言っていました。
大震災の影響でこの会場になったようです。
沖縄芸能を稽古している方、団体が多くて来年は別のグループが国立劇場で演じるようです。
故郷の文化を大切にしている様子がわかりました。
私、今回が初めての観劇ですが参加者の多さ、演じる方々の練度の高さに驚きました。
観劇してわかった事、地域的には亜熱帯地方と同じ、楽器、サンシンと同じですが曲調も違うし、踊りも違い
沖縄民謡と奄美民謡は全く別物だという事でした。
内地の人から見ると同じ文化圏と思われるでしょうが、唄の成り立ち、文化、歴史の違いから出るのでしょう。
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