散策がてら、近所にある「鶴ヶ岡八幡神社」へと足を向けてみました。
川越街道を横切り、神社へ着くと新しい建物が目に付きました。氏子さん達が寄付を募り建てたのでしょう。このように地域の人達は鎮守の森を守るのが務めと守り受け継がれているのが神社なのでしょう。
ここを過ぎて、本殿に。
様式も6つほどありますがその一つ、鳥居は、神社の神域を示すもので、神社の門として建立される。その語源、起源は諸説あるようで、その中に「鳥居は陰陽交感の表なり」とありました。日本の神様事典より。
お参りを済ませ、由来を書き記した立て看板を読むと、
鎮守様に祀られているのが氏神や産土の神です。
森羅万象、自然の中に生きた当時の人々、五穀豊穣、子孫繁栄を願いつつ祭事を行ってきたのでしょう。
祈り、願いを込めてお参りしたことでしょう。
「神道のすべて」に拠れば、
鎮守は、一定地域に住んでいる人を守護している神様。
氏神様は、遠い先祖の神、いわゆる遠つ御祖(みおや)の神。
産土は自分の出生地や、祖先の地に対して、特別の思い入れとか、出自意識をもって、その土地の神が自分の運命を左右しているものとして信仰する神。
簡単な説明ですが、先祖を敬い、子孫の繁栄を願う思いから生まれた神様なのでしょう。
神代の昔からと言いますが、連綿と神道が受け継がれているからこそ言える言葉ですね。
その原点は「記紀」にあるのでしょう。
※この言葉、学生時代神道系の修練場で鈴を振りながら唱え、覚えました。
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