ラジオを聞いていると3・11の特番があり関心が向きました。
あの東日本大震災から2年立ちました。
避難している人々が31万人とか、まだふるさとに帰ることができないままに。
ラジオから「現場にいた方々に聞くと、爆発は防げた」と一様に返答があったと。
無念さを感じます。
え~!
「海水注入をやって置けば」というのです。
放射能が出なければふるさとを離れることはなかったのですから。
当時の菅首相の対応が問題にされていますが、こんな事があったのですね。
「海水注入で爆発は防げた」と検索すると下記の記事が。
海水をいれると原子炉がダメになることが躊躇させたのでしょうが、現場からの情報を真摯に受け止めなかったのでしょう。
直ちに誰か政府関係者ひとりでも赴いていたらと。
行っていないのだろうな~。
ですから判断が遅れたのでしょう。
「東京電力福島第一原子力発電所事故で、放射性物質の大量放出の原因となった2号機の炉心溶融(メルトダウン)は、海水注入の開始が4時間早ければ防げた可能性が高いとするシミュレーション結果を、日本原子力研究開発機構の渡辺正・研究主幹らがまとめた。
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19日から北九州市で始まる日本原子力学会で発表する。
19日から北九州市で始まる日本原子力学会で発表する。
渡辺主幹らは、3月11日の電源喪失後の2号機原子炉内の温度や水位をコンピューターで再現。今回の事故と同様に、炉への注水が14日昼頃に停止したと仮定、何時間以内に注水を再開すれば炉心溶融が避けられたかを調べた。その結果、14日午後4時頃までに注水できれば、炉内の温度は1200度以下に保たれ、核燃料は溶けなかったとみられることがわかった。」
(2011年9月16日21時07分 読売新聞)より
戦場 を把握しないで作戦は立てられません。
現場の意見・見解を取り上げず、モタモタしたためにこんな結果に。
第一次世界大戦の参謀本部と一緒だ。
参謀は戦場を遠く離れた場所で作戦を立てたとか。
人災だと言われるゆえんですね。
現場を指揮していた方々、分かっていただけに悔しい思いがこみ上げてくることでしょう。
無念さが・・・。
現状を見るに付け。
こんばんは。
>戦場を把握しないで作戦は立てられません。
3現主義を思い出しました。
「現場で、現物を見て、現状を知る」
これをやらないと違う方向へ行ってしまうみたいですね。
「現状を知りたいなら現場の部下に聞け」と教わったこともあります。
部下との信頼関係があってできることだと思います。
シンさん、
お早うございます。
3現主義ですが、なるほど。
第一次世界大戦、ドキュメンタリー番組でしたか。
作戦参謀本部は、ある宮廷内にあり作戦を立てていた様子が映像にありそれを記憶していました。
それで、
>戦場を把握しないで作戦は立てられません。
との記述になりました。
>「現場で、現物を見て、現状を知る」
の言葉を知り、頭に浮かんだのが報道の立場にある人達、
彼らにこそ実践してもらいたい姿勢ですね。
通信の発達で忘れ去られているような気がします。
教えて頂き有難うございます。