中国大気汚染で!!

ネットニュースで次の記事が報道されていました。

2013年2月9日、香港紙アップルデイリーは記事「日本製品ボイコットよりも命が大事、日本製空気清浄機がバカ売れ」を掲載した。
旧正月を迎えた中国だが、多くの地域で深刻な大気汚染が観測されている。命を守らねば、と中国人の間では空気清浄機がバカ売れ。
パナソニック、シャープ、ダイキンなど日本製品が飛ぶように売れている。
 特に大気汚染が話題となった今年1月の売れ行きはすさまじく、シェア2位のパナソニックは前年度比2倍の売り上げを記録。
広東工場で50%の増産を決めた。また昨年末に完成したばかりの新工場の操業繰り上げも検討している。
シャープ、ダイキンも前年同月比3~4倍の売り上げで、シャープは上海工場の増産繰り上げを決定したという。(翻訳・編集/KT)ネットニュースより。

 

ニーズがあれば、イデオロギーも越えて「モノ」は売れるということですか。
日本でもかなり前から空気清浄機が出回り、必需品として家庭に浸透していますね。
花粉症がはやるようになって久しいですがそれも一因なのですかね。

 

そして2/12付けスポーツ紙にこんな記事が、
「「PM2・5」大気汚染で注目、99.99%阻止マスク、日本で中国で注文殺到。
愛知のメッシュ業者が製造、大気汚染が原因とされ、中国から飛来が懸念される直径2・5マイクロメートル(※単位:0.001ミリメートル)以下の微少粒子状物質「PM2・5」対策として、高性能マスクに注文が殺到している事が11日分かった。
愛知県豊橋市のメッシュ製造業者「くればぁ」が生産する「PM2・5フィルターマスク」で、例年数百枚程度だが、今年はわずか1ヵ月足らずで約20万枚が発注された。値段は一つ4998円と割高でも。現地に住む中国人からも注文が入る人気商品となっている。・・・中略・・・
マスクは既製品(4998円)とオーダーメードは鼻の高さなど顔のサイズに合わせて作られるため、値段は初回7980円(2回以降は4998円)と市販のマスクに比べてかなり割高。それでも担当者は「100回くらいは洗えて再利用できるので、そのぐらいの値打ちはあると思います。・・・」。

 

生活臭、空気清浄度など清潔好きの日本人が知恵を出した製品と感じ入っています。
子供の頃に比べると生活臭が消えましたね。
便所、生ゴミなど生活環境に漂っていた臭がなくなりました。
便所などは最たるもの「TOTOのウォシュレット」は正に日本人の大発明、西洋人はこれに驚嘆しているとか。

>「日本製品ボイコットよりも命が大事、日本製空気清浄機がバカ売れ」
反日と言ってボイコットなど出来ないくらいに大気汚染が進んだ中国、昭和40年代の公害に悩まされた日本を思い出します。

メーカーの本義、売れるものを造れを想起します。

愛知のメーカーさん、家電メーカーは「ウハウハ」ですね。
これで少しでも業績回復に役立って欲しいものです。
くればぁさん、中国の大気汚染が続く限り生産に追われることでしょう。
羨ましい限りです。

 

コメントが 2件あります

  1. シンさんより2013年2月14日7:51 PM

    正に「売れるものを作れ」ですね。
    何が売れるか分かれば苦労は無いのですが。
    今年、反日国家韓国のタブレットパソコンを買ってしまいました。悔しいですが、性能が良いので。
    まあ、中国、韓国製品は無意識に日常的に買っていますけど。ダイソー等色々な所で。

  2. 上野2013年2月15日11:17 AM

    シンさん、こんにちは!
    >正に「売れるものを作れ」ですね。
    何が売れるか分かれば苦労は無いのですが。
    その通りですね。
    あるメーカーの社長さんの言葉と記憶しています。
    でも、この例から分かるように社会環境、価値観の変化がニーズを呼び込み、それにマッチングするとこのような事が起こるのでしょう。
    パナソニック、シャープの株が上がって居る様で!
    中国、韓国、日本のおかげなのに、反日とは!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

スタッフ募集中です

過去の社長ブログ

最近のコメント


→社長ブログを見る

follow us in feedly   RSS