居合の稽古を再開して思う事!「居合の海外普及」

都内の奄美民謡教室まで通っていたのですがコロナ禍で中断したので、人込みが避けられる近くの道場で居合の稽古しようと再開したのが2020年、2003年ごろまで通っていた智道館です。

居合の稽古に使っている日本刀、無銘ですが智道館で知り合った刀匠 坂一貫斎繁綱作。
刀の長さ、2尺3寸4分。
たまに道場に来られる時手ほどきしてもらいました。
流派は夢想神伝重信流と言っていました。
彼は20代(昭和40年代)の頃修行し、刀に関心を持ち刀鍛冶になったと言っていました。
私は平成になって居合を始めましたので大先輩にあたります。
まだスポーツ化していない時代、構の所作が悪いと「それでは斬られる、斬れない」と言う教え方でした。59年前になる時代、まだ実戦的な感覚が稽古に反映していたのでしょう。
その智道館を知ったのは、私の会社の税務処理をしている計理士さんが紹介してくれたのでした。
入門したのが確か平成5、6年頃でした。この日本刀で稽古で使うようになる前は、模擬刀でしていましたが真剣となるとまさしく真剣味がまして面白くなったものです。
もともと合気道で、合気剣術を稽古していたのでより詳しく真剣を使う居合で刀法学ぼうと始めたのでした。

長いブランクがありましたが、10年ほど稽古していましたので体が動きに付いて行くことができましたが、筋肉痛が数日残るのが大変でしたが続いています。

始めた頃と一番の違い、YouTubeで居合の動画で見取り稽古が出来ることです。
先師等の動画がアップされていて、当時では見ることが出来なかったものが多くありSNSの発展に驚くばかりです。

他に外国人の居合の動画がたくさんアップされていたことに驚きを感じました。
学生時代、稽古した合気道も同様です。
昭和50年代頃、茨城の岩間道場(現在、本部茨城支部道場)へ稽古に行くと世界から学ぼうと参集した外国人内弟子となって稽古していたことは知っていましたが、居合も同様に広く海外に普及していた事を知りました。

居合演武を見ていると、外国人には居合が「サムライ」と感じる所作(刀を振るう)が受けるのでしょう。
そして彼等はどうやら「サムライ」の憧憬を抱き、またその精神(武士道)に同様の思いを持つようです。
外国人が居合が心身修練の術として存在していることに相当の関心があるように思えるのです。

戦後忌避された武士道精神が外国人に認知されるのは何故と考える事は日本人にとって日本文化を見直す切っ掛けとなるのではないでしょうか?

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