このニュース、国民投票が行われると知りどんな結果になるかと関心をもっていたら、次のようなネットニュースが流れました。なにせ、離脱になると「リーマンショック級の混乱が」などと言われていましたから。
「英国の欧州連合(EU)残留か離脱かを問う国民投票は、23日午後10時(日本時間24日午前6時)から全国382カ所の開票所で開票作業が行われ、BBC放送によれば、離脱支持票が僅差で残留支持を上回り、過半数に達する見通しとなった。1973年に前身の欧州共同体(EC)参加以来、43年にわたる英国のEU加盟に終止符が打たれる。域内2位の経済大国である英国の離脱で欧州は分裂し、大きな岐路に立たされる。また世界経済に大きな混乱を招くのは必至だ。・・・」ネット記事より。
2008年のリーマンショック、小さな会社を経営している私も多大な影響を受けて、売上が大きく落ち込んだ経験もあり、「またかよー」と過りました。
リーマンショックは百年に一度と呼ばれた世界大恐慌、それが8年たったら、またリーマンショック級との報道、申年は大きな変化が起こると言われていた通りの様相を呈して来た。
アメリカでは、過激な発言で話題を呼んでいるトランプ氏、大統領になるのではと言われだした。
そして、
この離脱問題、その投票結果が出た後、ネットニュースで「英国民、離脱に投票した人達が後悔している」との報道、「えー」とまた驚き、「軽い気持ちで投票したから」と、今ではもう一度再投票をと訴えているとか!?
また「えー」、議会民主主義の雄であるイギリス人のいい加減さに驚きです。
この時思い浮かんだ言葉が「衆愚政治」、常々感じていたことですが「多数決」がいい判断を下すとは言えないと。
しかし、此の政治手法も西洋諸国の過去の統治システムの反省から生まれたものでしょうが、決定・判断においては「正しい選択をする事」と別ですね。
その決定を受けたEUのドイツ、フランス、イタリアなどの首脳が合議して、離脱の手続き早急にイギリスに要請したとか。
他国への影響、EUの結束を高めるためにも、離脱して得にならないものと知らしめたいのでは。
「掟破りは村八分」と昔の日本の慣習同様、厳しい態度で臨んでいるようです。イギリス、もう一度国民投票と慌てているようですが、「後の祭り」、方針通りイギリスも離脱の手続きするようですが、なにやらすぐやる気配はなし。
EUの理念は過去の欧州大陸で繰り返されて「領土の分捕り合戦」の反省から生まれた「汎ヨーロッパ主義」もここにきて綻びだしてきたようです。
コメントを残す