世界を悩ます、「移民問題」

移民と言えば、日本ではアメリカ本土、ハワイに渡った日本人、そして南米ではブラジルが印象に強くあります。

子供の頃、野球巨人軍で活躍した与那嶺要エンディ宮本、ハワイから日本に来た選手。

当時でいえば2世世代なのでしょうか?

歌手では、灰田勝彦さんがハワイ出身だったと思います。

身近の話では、オヤジの叔父がブラジルに移民をしようとしていたと叔母から聞いたことがあります。

明治期から戦前のある時期まで、移民として海外に行った日本人は多くいたのです。

戦前までの日本、農業国でもあり、家督を継げる嫡男以外、自立して稼ごうと考える時、移民が選択肢にあったのでしょうか。

満州国もそれにあたり、農家の二男三男が大陸へ行ったとも聞いていました。

古くは、「山田 長政(やまだ ながまさ、天正18年(1590年)頃 – 寛永7年(1630年))は、江戸時代前期にシャム(現在のタイ)の日本人町を中心に東南アジアで活躍した人物。通称は仁左衛門(にざえもん)。ウキぺディアより」と歴史が残すように、日本人が各地へ渡っています。

山田長政、子供頃、象に跨って戦う将軍と記憶にありました。

ここに来て、移民問題に強い関心が向くようになったのが、イギリスのEU離脱、そしてトランプ大統領の誕生とその背景には移民問題が大きく関わっているからです。

一言で言えば、移民により、治安、生活などが脅かされる状況が起きたと事だと思います。

今までの潮流として「グローバル化」「多文化共生」のスローガンの下、プラス面に働いていた低廉な労働力の確保が、結果として次第に自国の労働者の働きの場を奪うと結果となってしまったこと。

それが色濃く出たのがリーマンショックの金融危機、これで流れが変わって来たようです。この経済の動向がいろんな意味で、移民問題を惹起させることとなるようです。

その歴史の例と言えばアメリカにおける排日運動。

 

この本の記述から引用すると、「・・・日系移民を排斥する動きは、かって新渡戸稲造が危惧したように、日露戦争以前から始まっていた。とはいっても、日本人移民の増え方は毎年1万人くらいで、毎年100万人近くも増えていたヨーロッパ系移民とは比べものにならない少数であった。それにもかかわらず、日本人排斥の問題が生じたのは、彼らは勤勉で長時間働くために白人労働者の地位を脅かすこととなり、また生活習慣や宗教の違いもあってそれが文化的摩擦を生ずる原因ともなっていた。・・・」

時代は変わっても、今EU、アメリカなどで排斥の機運が高まっているのは太字にある点が顕在化したと言うことでしょう。

日本人排斥は、1924年(大正13年)にはアメリカ連邦議会で「排日移民法」の成立を見る結果に。

「・・・1913年(大正2年)にカルフォルニア州では外国人土地所有権禁止法、いわゆる排日土地法が成立し、そのため在留邦人の農場経営が窮地に陥ってしまったことがある。この時は在留邦人が結束して、株式会社を設立してその株主となることで事態を切り抜けることができた。その後第1次世界大戦が勃発したため、アメリカの排日感情は下火となる一方、農産物の高騰で日本人農家が潤い、俄成金も誕生することになった。すると、それがまたアメリカ人の羨望の的となり、日本人に対する新たな排斥運動にもつながった。・・・」

その後、日系人第2次世界大戦がはじまると、差別を受け強制収容所に入れられることとなる。

こんな歴史が20世紀にあり、再び、21世紀にはいり移民問題が火種となって、大きな問題として浮かびあがってきた。

イギリスEU離脱、そしてアメリカ、トランプ大統領の誕生、そしてフランスではEU離脱か残留かと世論を二分している。

そんな情勢の中、日本は北朝鮮の挑発の対応に迫られ、アメリカと共同し戦略的な軍事行動をとっている。

今年は、こんな問題を抱えながら、情勢はどのようになるのでしょう。

移民問題は古くて新しい問題のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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