「行商研屋」のオヤジさんと会話!

何年か前、近所の団地内の散歩途中で、珍しさもあり声をかけて以来、散歩のたびに会話するようになりました。

ブログでも紹介しましたが、年齢もほぼ同世代、話が合うこともあり、研ぎの仕方などからいろいろな仕事にまつわる世間的な話題が上がり、楽しいもんです。

毎週第4日曜日がこの場所の営業日、今朝も来ているのかと思いつつ、散歩に出ると例のぼりを立てながら軽ワゴン車がいつもの場所に止まっています。

すでに二人ほどのお客さんがいて、どうやら忙しそうだ!

「おはよう」と声をかけて、いつもの立ち話、聞けば年の瀬でもあり、普段より注文が多いとか!立ち話をしてる間にも数人のお客さんが来店、

何種類かの包丁研ぎ作業を見ながら話をしている中、料理好きのお客さんは定期的に研ぎに出すが、ふつうは年1回ぐらいの研ぎで済ませるとか、中には料理教室を開いている方がいるそうですが、仕事柄研ぎ方の仕上がりに注文を付けられることがあるとのこと。いつぞや、「それじゃー、お金を返すと」というと「受け取ると文句が言えない」と断れたそうです。研ぎ方のクレームは「いつもと違う」と言うだけ。

その話を受けて感じたこと、その方間違いなく料理上手、いろいろな食材を切ることで研ぎの状態を感じ取るのでしょう。またその方が受け取りを断ったのは研屋さんをあてにしているのと、仕事っぷりが気に行っているような印象を受けました。

研屋さん、そんなお客さんの研ぎ、緊張はすると言ってました。

仕上げの砥石は2種類用意してあって、番手は#3000、#6000。#3000で十分との事、モノによって#6000を使うようです。

包丁も、様々ですが、変わった包丁で柄から刃まで同じ材質のステンレス製を観ました。

葉きり包丁なども研いでいました。研ぎ終わると、切れを確認するためにタオル地の表面に出ている糸を切って確かめ、最終確認は親指の爪に刃を立てていました。

感覚でわかるのでしょう。

お客さんの中には、まとめて3本注文していましたが、料理好きのお客さんのようで定期的に注文があるようです。

研屋さんが言うには、料理でパンを作る趣味があるようです。

料理好きなのでしょう。年恰好から私の娘ぐらいと話すと、研屋さんも同調して私にも同じくらいの娘がいるとか。

料理好きの方、当然ながら道具の包丁は大事にしますね。

職人と同じように。

出来上がった包丁を預かるとき、渡すとき、ちょっとした会話に楽しさを感じ、人とのつながりを実感しながらの商いはいいもんです。

まだ散歩途中、「よいお年を」と告げて、散歩を再開!

 

 

 

 

 

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