宗教の布教

世界の3大宗教と言えば、キリスト教、イスラム教、仏教となるのでしょうか。

お釈迦様の生まれたインド、ヒンドゥー教で仏教は少数派ですね。

宗教があるがために紛争が起こるのは皮肉なものです。

キリスト教、イスラム教の戦いと言えば十字軍が浮かんできます。

最近では北アイルランドでも宗教上の理由で争っています。

プロテスタント・カトリックの対立

どちらにしろ大昔より、宗教が基で紛争が絶えないことは事実ですね。

 

長い歴史の中で人類は大まかですが3大宗教の影響下にある事は間違いないですね。

日本では、古来の神道と仏教が伝来から融合して存在し、江戸末期から今日まで多くの新興宗教が出来てきました。

最初に知った新興宗教は、母の叔母が信心していた関係から知った天理教、そして戦前隆盛を誇った大本教、合気道をやれば必ずこの宗教と向き合う事となります。

そんな多くの宗教が存在し、布教活動を行っているのですがおかしな宗教も出てきます。

最近日本では、オウム真理教などがそれでカルト宗教と呼ばれ本来の宗教目的から外れ社会の為にならない宗教組織が出てきたりします。

それが宗教と言う名のもとに、過去に日本が征服される危機にあった事を知り合いから聞かされていましたが、その裏付けをとるような本と出会いました。

南米を見れば分かるのですが、ほとんどの国がキリスト教国家、何故かと言えば宗教と言う美名の下に征服された国々なのです。

下手したら日本も同じ目にあうところでした。

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教科書で習う世界史、必ずフランシスコ・ザビエルをキリスト教宣教師として教わります。

その布教目的の背景には征服し植民地化する狙いがあったとあります。

知り合いに聞かされていたことは、当時の日本武力的に強いと判断されてスペインは手を出さなかったと。

この本を読んでみるとまさしくその事に触れていました。

●遅れてしまった日本占領計画の項にこのような記述が、

「・・・気が付けば、なんと日本は鉄砲保有数では世界一になっていました。その数、当時の世界の半分にあたる約50万丁。もっともこれは、最盛期の数ですが、戦国時代の日本は、ものすごい勢いで広がっていったのです。・・・」

宣教師たちそのその実状を知るに、スペイン国王に送った上書に、

「スペイン国王陛下、陛下を日本の君主とすることは望ましいことですが、日本は住民が多く、城郭も堅固で軍隊の力による侵入は困難です。よって福音を宣伝する方策をもって・・・」

要は「鉄砲の数が圧倒的で、軍事力では日本に適わない」とは国王に言えないのであの上書となってとあります。

結論から言えば植民地化を防いだのは、「スペインに強硬な態度で臨んだ秀吉」がいたからとこの本は主張しています。

教科書で習った日本史の視点とは一味違う日本史観、その時代時代の背景に流れている精神文化皇祖皇宗を中心として考えが日本民族に浸透していたからこそと著者は言っています。

私も合気道を通して植芝盛平翁の理念を研究するとやはり同じような考えに行きつきました。

“神話は神話だそれでいい、神話に宿る魂に、真の日本の姿が光る” 後藤静香 日本の姿 一節より。

学生の頃、TBS”時事放談” 細川隆元氏があえてキリスト教を耶蘇教、耶蘇坊主と呼んだ心底にはそんな歴史認識があったのでしょう。

今でも宗教活動本来の目的をそれて、権力を奪う道具として宗教を利用することがある事を歴史から学ばなければいけない。

紹介した「ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!」お勧めします。

是非読んでください。

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