古事記は!!

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10月19日、秋季例大祭に行き、靖国神社の遊就館の売店で買いました。副題で書かれている「神話がわかれば『日本人』がわかる」、「日本を強くする」とありました。

はしがきに著者のこの本出版した思いを書き綴っています。

「・・・そんな私が、なぜ今回、『古事記』をテーマにしたこの執筆を。専門家である高森亜明勅先生と共著でお引き受けしたかと言えば、やはり21世紀に入って日本の国や国民、とくに若い世代の日本人が、自らのアイデンティティというか、日本人としての自覚や存在証明を求めてやまない機運を、非常に強く肌で感じてきたからです。・・・」と。

私の周りではそんな気配を感じた事はあまりありせんが、最近当社へ訪れる、営業マンの方と雑談になる時、質問する言葉があります。『日本人として自覚することがある?』、まず返答できないのが通例でした。

そういう時、私の見聞した話をしてあげるのです。

10数年前になりますか、何度かブログでも紹介していますが剣道連盟副会長さんのお言葉、賀詞交歓会の場での会話私に、『今の若い人を見ると日本人に思えない、どこかの国の合いの子みたいだ』と。

その場でその方が仰りたい事を理解しました。当時80歳半ばキャリアが剣道道場の3代目、剣道一筋の人生ですからその方の目から見れば、言動からイメージされる精神性に日本人らしさが見て取れないのでしょう。

まして大正前期の生まれ、明治からの教育で 育った方です。

無理からぬ話、私ですらそう感じるのですから。

そんな訳で、

>『日本人として自覚することがある?』と聞くわけです。

 

私は大学で合気道を稽古したことが『記紀』『神話』『神道』への関心を誘いました。

今もこのように記紀の本を買い求め読む動機にもなっています。

最近、若者がパワースポットとして、神社に関心が高まり、本には『若い世代で靖国神社参拝者が増えている』と、それが本当でしたらいいですね、日本に生を受け日本人と自覚を持てなければ寂しい話です。

数年前、電話で小学校の先生に質問したことがあります。

私が子供の頃ある大人から、「マッカーサーは日本人の勇気と団結心を恐れ占領政策で弱くしようとした」と聞いた事を話すと、先生のご返答が「マッカーサーは※大和魂を壊そうとした」とありました。

※注 こどもの頃は、「勇猛果敢な精神と理解していましたが、戦前は日本精神で、「いやあまたこころ」が訛って大和心と。

意は、多くの人々が大切な徳として認識した思いが大和心・魂なのです。たとえば徳の一つ「利他の念」など。

 

そんな話しと両親の故郷奄美が薩摩に植民地支配された時の手段が酷似していたのです。

薩摩は、奄美の島民の歴史・文化を奪う目的で書籍を没収し、彼らの精神性、歴史を奪って自律性を弱体化させ支配をしました。

マッカーサーも同じ事をしたのです。

一番わかりやすい事柄は『修身』の廃止、『記紀』の神話授業を※禁止です。

※注 「歴史的根拠、事実のない歴史は教えてはならない」と占領軍に指令により神話を教えなくなりました。

小学校の先生からそんな説明を受けて記憶が残っています。

 

これは今の日本人が理解できるかはわかりせんが日本の精神性、伝統をなくして民族の質を貶めたのです。

しかし、この本では戦後70年が経ったが日本人の「DNA」が原点回帰へと気付かせているのだと!

 

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