(続) 女性宮家創設に一言。

「「女性宮家」制度の創設に向けた有識者からの聞き取り調査が、2月29日に始まった。」ネット記事より。

「有識者の聞き取り調査が」とありますが、有識者の思想的背景、国家観など、どんな基準で人選したかでも調査の質が変わり、

「皇統」の理解の程で大きく左右されるので、人選の基準が気になります。

前にもお話しましたが、このような調査、議論は中止して旧宮家の復活を取り上げ皇籍離脱された元皇族の方々にお願いすればよいのです。

テレビ、新聞この件「女性宮家創設」は取り上げても、「旧宮家復活の 検討は」と報じていないのは「変だなー」と感じていた時に、産経新聞2月29日朝刊の一面にそのことに関して報道していました。

IMG_0001_NEW.jpg

やはり、皇孫として自覚を持たれた方々がいました。皇籍を離れたとはいえ血脈は繋がっていますからね。

旧宮家の各家々でも祖父母、父母からはその血統は聞かされているでしょうし、皇籍離脱に至った経緯にはいろいろあった事でしょう。

私が聞き及んでいることに、プリンスホテルなる名称の場所元は宮家の土地、生活に困窮しある鉄道会社に安く買いたたかれたとか。

宮家、経済に疎く土地の値上がりなど考慮もせずに売ってしまったのではないでしょうか。

 

ちょっと話がそれましたが、「男系維持に「一族として応える」」と見出しにあります。

「皇祖皇宗のご遺訓」は忘れていなかったのです。

それはそうですね。

間違いなく血統、血脈は繋がっているのです。

そんな思いを抱く事当然かもしれません。

何せ3000年の歴史に裏打ちされた皇統です。

万世一系を絶やしてはならないと誰よりも感じているのだと思います。

皇室、神道の行事と深くかかわっており、それは日本精神文化の現われです。

日本人としてもこの事を忘れてはいけないのです。

例えば、最近読んだ「神道と日本人」の宮司の言葉に如実に出ています。

「やはり我々が尊敬する天皇陛下が政治利用されて、黙っていることは出来ません。私は、何をされても黙っているガンジーのような無抵抗主義者ではない。やはり言挙げしなければならないときはしなければならないし、皇位継承問題で女系でもいいといわれたら、女系ではいけないと叫ぶのが神社じゃないかと思ったのです。だから言挙げでなく、雄叫びなのです。」

宮司をやっている人、当然ですが記紀、神話は詳しく勉強されているからこそこの様な考えを持つのです。

ですから、有識者と言ってもその辺の理解度で見方も大きく変わってきます。

男系維持を守るためにも宮家復活は大事です。

それはほかにも理由があります。

「 妃」の問題、戦後一般女性と結婚された今上天皇ですが、今後は宮家を復活させ宮家の子女からお妃選びをすることも必要な時期にきていると思われます。

現在、教育、躾など婦女子の教育が戦前とは大きく変わり、美智子皇后陛下のような方が一般女性の中から育ちにくい状況にあるような気がします。

皇太子妃も同様その任を果たすことが大変なお立場です。

ですから、宮家にお生まれになった女性にその自覚を促す環境も必要でしょう。

そんな環境作りが皇統を繋げていくために必要な事が「皇籍復帰」だと感じます。

旧宮家その数十一家、

朝香宮家、賀陽(かや)宮家、閑院宮家、北白川宮家、久邇(くに)宮家、竹田宮家、梨本宮家、東久邇宮家、東伏見宮家、伏見宮家、山階(やましな)宮家。

明治維新当時に創設。

この様な皇族があれば、男子一系は継続され妃候補も万全な体制が維持できると思います。

参考文献

2011122511180000.jpg

2012032113210000 (467x640).jpg

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

スタッフ募集中です

過去の社長ブログ

最近のコメント


→社長ブログを見る

follow us in feedly   RSS