昨日、奄美民謡歌手 牧岡奈美さんが出演した唄あしびの会に行ってきました。場所は渋谷です。40年ほど前に勤めていた会社がある場所に近いこともあり懐かしさを感じながら道玄坂を行きました。人が多くにぎわっていました。昔と違って店の並びのケバケバしさが気になり雰囲気が変わった印象を持ちました。道玄坂を登り交番で会場となるビルの所在を確認。円山町を抜け神泉町にあるビルの2階に到着。3時の始まりなので間に合ったかと入ると参加者がまばらでした。生ビールで喉を潤して開演を待ちます。
30分ほどが経って参加者全員が揃い、幹事が歌手を紹介し唄あしびの始まりです。
奄美民謡歌手 牧岡奈美さんです。
唄の始まり、まずは「朝花節」。
生で聞くのは初めて、声に張りがあり耳に心地よさを感じる唄い方。参加してよかったと思った一瞬です。
喜界島の出身という事もあり「塩道長浜節」が唄われます。
聞いて唄えるようになったらいいなと感じさせる曲でした。唄えるように練習しなければと思います。
何曲か披露して、懇談の時間となります。
久しぶりに会った稽古仲間と酒を酌み交わしながら会話が弾みます。仕事が忙しくなり今は休会しているとの事。また稽古に来ればと誘いました。
奈美さんの伴奏で 参加者が唄を披露していきます。
故郷の唄、唄う楽しさは一段と高まり気持ちよく歌っています。
私もその雰囲気につられ「いきゃびき節」を唄いました。
酔いも手伝い気分がのって楽しく唄えました。
昔は、家で親戚、知人が集まると同じように唄を唄いながらの宴会を行っていました。両親も同様に楽しんでいたのでしょう。その気持ち、民謡を習い島唄が唄えるようになった今よくわかります。
会も終わりに近づき、最後は「六調」です。
亡くなった父は太鼓が上手でした。同級生から聞いたことですが子供のころから上手との事、唄はイマイチでした。
亡くなった母は歌がうまく、家事をしながら口ずさんでいたと記憶にあります。民謡以外にも軍歌をよく唄っていましたから、その影響で私も子供のころから軍歌を覚えました。
軍国日本と言っていた時代、母してみれば子供のころに覚えた歌なのでしょう。
音楽、唄は誰にでも楽しさを提供するものなのでしょう。
唄あしびが終わって、同じ場所で二次会です。
3時間ほど飲んでいたでしょうか、時刻も迫り帰宅となりました。
楽しい会でした。
幹事の皆様、ご苦労様でした。
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