尚武の気風(その3)副題 忘れ去られた言葉!

ブログ「尚武の気風(その1)」でも触れましたが、そのブログを書いてから更に4、5人に聴き取りしリサーチしましたが、読めた方は1人いましたが意義は理解していませんでした。
戦後、GHQのプロパガンダ、焚書、情報統制によって戦前を軍国主義と日本人に植え付けた思想により日本は「尚武の気風」の精神は消去されてしまい現在に至っています。
その証拠に読めない人が多くいる事になったのだと思います。

たとえば、最近塗装の件で問い合わせがあった方、音響部品の塗装依頼でしたが当社よくそのような依頼を受けるので、その事に就いていくつかの事例を上げながら説明し、そして世間話になり、話題が飛んでいつものように尋ねてみたのです。
「尚武の気風」という言葉、知っていますか?と。
案の定知りませんでした。
年齢はと尋ねると、昭和39年生まれと返ってきました。
還暦前の年齢です。
「やはりわからないですか?」と、この言葉を分かった人はいませんと、今まで調べた結果を伝えました。
戦う技術「武・戦」を知らなければ「国防・守る」考えも至らないと話し、憂慮されることですと話すと納得されていました。

「尚武の気風」=尚武は武(武勲、武術)を貴ぶ、気風= 雰囲気や様子などから感じられるその人の気性。
今様に解釈すれば、武術、武道の考え方、戦、守りの意義を国として大切にする。
となりますか!?

国際情勢ではロシアがウクライナ国境に15万の兵力を集め、侵略するぞと脅しにかかっています。
翻って、中国は台湾に圧力をかけ支配下に置こうとし、日本には尖閣列島支配を目論んでいます。
そのような背景もあり、その方、今の日本の国防意識が脆弱とも思っていたのでしょう。

戦後、マッカーサー憲法を教育で「平和憲法」と教えて来た歪みがそのような結果に繋がっているのでしょう。
故人になられた石原慎太郎氏が「憲法改正」でなく「自主憲法」制定と主張していたのはこの「歪み」を是正しなければと強く感じていたのでしょう。

独立国家として自主憲法を制定するのは当たり前な事なのですが、それが分からない日本人が大勢いるのも確かだし、それを阻む政治家がいるのも確か。

国際常識からみれば、当たり前のことが出来ないのが「歪み」の証拠。

戦後直後にそれを主張した方が存在した。

 

 

 

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